アストンマーティン新型Vantage GT3 ヨーロッパ・アメリカのGTワールドチャレンジにてデビュー

Aston Martin Japan

  • ポール・リカールとソノマ・レースウェイで今週末開催されるファナテック・GTワールド・チャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWSイベントに、合計8台の新型Vantage GT3が参戦
  • GT4ヨーロピアン・シリーズに4台の新型Vantage GT4が出場し、ヨーロッパとアメリカで開催される権威あるSRO運営のチャンピオンシップに、合計24台のアストンマーティンが出走
  • パートナー・チームのComtoyou RacingとWalkenhorst Motorsportが、今週末のファナテックGTヨーロッパでアストンマーティン・デビューを果たす
  • マッティア・ドゥルディは、マルコ・ソーレンセンとニッキ・ティームの「デーン・トレイン」デュオと共にComtoyou Racingとしてプロカップに参戦
  • ロス・ガンは、ワークス・ドライバーのデビッド・ピタードおよびエンリケ・シャヴェスと共にWalkenhorst Motorsportでファナテック GTヨーロッパに復帰

2024年4月5日、ポール・リカール(フランス):
アストンマーティンは、ポール・リカールでのファナテック・GTワールド・チャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWSのトップクラスに、史上最強のラインアップで復帰します。2022年以来初めての参戦となる今週末、世界で最も激しい戦いが繰り広げられるGTオンリーのシリーズ開幕戦で、新型アストンマーティンVantage GT3がデビューを飾ります。

前回のファナテックGTヨーロッパ・エンデュランス・カップのゴールド・カップの覇者であるComtoyou Racingと、2018年スパ24時間レースの総合優勝チームであるWalkenhorst Motorsportという2つの強豪GTチームが、2024年のアストンマーティン・レーシング・パートナー・チームの陣容に加わりました。両チームが擁する精鋭ドライバーを含め、シリーズの複数のクラスにわたり、7台の新型アストンマーティンVantage GT3が参戦します。

一方、北米では、名門チームであるFlying Lizard Motorsportsが、ソノマ・レースウェイで開催されるGTワールド・チャレンジ・アメリカの開幕戦に、新型アストンマーティンVantage GT3を投入します。これにより、今週末は世界中で合計8台の新型Vantage GT3がレースに出場することになります。

アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者、アダム・カーターは次のように述べています。「大西洋の両岸で開催される主要な選手権に、新型Vantage GT3が8台も参戦するという事実は、新規および既存のパートナー・チームからの評価の高さを物語っています。Comtoyou RacingとWalkenhorst Motorsportのような2つの有力で定評のあるチームがAMRパートナーとして名を連ねたことは、私たちの新型Vantageへの厚い信頼と、この車のヨーロッパやその他の地域のGTワールド・チャレンジ特有の課題に応える能力を強く示しています。

この車はまだ誕生したばかりですが、すでにFIA 世界耐久選手権やIMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権で大きな可能性を見せています。ファナテックGTワールド・チャレンジはアストンマーティンにとって常に手ごわい挑戦でしたが、この特別な舞台で新型Vantageが歴代最高の競争力を持つGT3マシンになることを期待しています。」

Comtoyou Racingの4台のアタックを率いるのは、おなじみのデュオです。FIA世界耐久選手権チャンピオンに3度輝いたマルコ・ソーレンセン(デンマーク)が、旧友でFIA世界耐久選手権チャンピオンに2度輝いたニッキ・ティーム(デンマーク)と再び組んで、「デーン・トレイン」を復活させます。さらに、ファナテックGTヨーロッパ・スプリントの現チャンピオンであるマッティア・ドゥルディ(イタリア)が加わります。彼はプロカップの7号車のオール・ワークス・ラインアップでAMRデビューを飾ります。

Comtoyou Racingは、シルバーカップのカテゴリーで2台の車を走らせます。ゴールド・カップの現チャンピオンであるニコラス・バート(ベルギー)、セバスチャン・オガード(デンマーク)、フィンレイ・ハッチソン(英国)が操る12号車と、サム・デジョンヘ(ベルギー)、マティス・リスモント(ベルギー)、チャールズ・クラーク(英国)が操る21号車です。また、このベルギーのチームにとって初参戦となるブロンズカップで走る11号車のVantage GT3は、ジョン・デ・ワイルド(ベルギー)、ヨブ・ヴァン・ウイタート(オランダ)、コービー・パウエル(ベルギー)が操ります。

Walkenhorst Motorsportのラインアップも豪華で、プロカップではアストンマーティンのフルワークスドライバーがアタックを率います。34号車Vantage GT3のステアリングを握るのは、2023年のニュルブルクリンク24時間レースの優勝者であるデビッド・ピタード(英国)、2022年のル・マン24時間レースクラスの優勝者エンリケ・シャヴェス(ポルトガル)、IMSA GTDプロクラス・レース優勝者ロス・ガン(英国)です。

ドイツのチームは、シルバーカップ・マシンに2022年のアストンマーティン・レーシング・ドライバー・アカデミー卒業生のロマン・ルルー(フランス)、ローカン・ハナフィン(英国)、マキシム・ロビン(フランス)が乗る35号車、 ブロンズ・カップ・マシンにティム・クレスウィック(英国)、メックス・ヤンセン(オランダ)、ベン・グリーン(英国)が乗る36号車を出走させます。

アストンマーティンは、今週末ポール・リカールで開幕するGT4ヨーロピアン・シリーズにおいて非常に強い存在感を示しています。英国のウルトラ・ラグジュアリー・スポーツカー・ブランドは、GPA Racing、Mirage Racing、PROsport Racing、Racing Spirit of Lémanといったパートナーの協力で、新型GT4を含む8台のVantageを出走させ、グリッドの5分の1近くを占めることになります。

さらに、アメリカでは、ピレリGT4アメリカ選手権の開幕戦で、Heart of Racingがプロ・アマ・クラスにグレイ・ニューウェル(米国)とロマン・デ・アンジェリス(カナダ)を擁する2台体制で復帰します。アマ・クラスは、新たにクルー全員女性で編成していてハンナ・グリシャム(米国)とハンナ・グリーネマイヤー (米国)が参戦します。Flying Lizard Motorsportsも、プロ・アマ・クラスでトッド・パリオット(米国)とトム・ダイアー(米国)を擁する1台を出走させます。

同イベントの別のGTアメリカ・レースにおいても、ProSport CompetitionやArchangel Motorsportsなどさらに5台がエントリーしており、今週末は少なくとも24台のアストンマーティンVantageがSROの運営する重要なシリーズで戦います。

GTワールド・チャレンジ・ヨーロッパ 開幕戦の公式練習は、4月6日土曜日の現地時間09:00(英国現地時間08:00)に開始され、レースは日曜日の13:00(英国現地時間14:00)に開始されます。GTワールド・チャレンジ・アメリカの練習は金曜日の現地時間10:10(英国現地時間18:10)に開始され、レースは土曜日の15:05(英国現地時間23:05)と日曜日の14:15(英国現地時間22:15)に開始されます。両シリーズの詳細は、それぞれの公式ウェブサイトでご確認ください。

こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
https://we.tl/t-T45IQounLa


アストンマーティン・ラゴンダについて:
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。

ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、DBS、DBXに加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サスティナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、アストンマーティン初の世界でもっともスリリングで魅力的なハイパフォーマンス・バッテリー式電気自動車の2025年発売を目指しています。

英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界56か国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。

ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。

2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。

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