国際商学部 黒木淳教授が令和6年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰「若手科学者賞」を受賞
―政府・非営利組織のデータ分析評価等の研究業績が評価されました―
専門の会計学を公共分野に展開し、データサイエンス分野の研究も応用し、政府・非営利組織の様々なデータの有用性に関する研究を実施したことが評価されました。また、研究成果に基づいた人口減少対策のデータ分析評価や介護老人保健施設の機能評価指標の開発など幅広い取組も評価されています。
本賞の社会科学分野での受賞者は極めて少なく、本学でも社会科学分野における初の受賞となります。
【受賞業績】公共部門の財務・非財務情報の有用性に関する理論と実証研究 【黒木教授 コメント】 公共部門の財務・非財務情報が、情報利用者の意思決定プロセスで有用であるのかについて研究成果を報告してきましたが、世界的にも証拠が混在しており、多様な議論があります。今後も、会計学分野の発展と成果の社会還元に貢献できるようにいっそう研究に取り組んで参りますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。 黒木 淳 教授 |
表彰式は、令和6年4月17日(水)、文部科学省 3階講堂において執り行われます。
○日時:令和6年4月17日(水)12時10分から
○場所:文部科学省3階 講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)
取材をご希望されるメディアの方は、文部科学省のウェブサイトに申込みフォームがございますので、ご登録お願いいたします。(※4月9日(火)14時に公開)
参考
■令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰について
(文部科学省サイトより引用)
文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的として、次のとおり各賞を授賞している。
○科学技術賞(開発部門、研究部門、科学技術振興部門、技術部門、理解増進部門)
○若手科学者賞
○研究支援賞
○創意工夫功労者賞
若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者個人に対して授与される賞(ただし、出産及び育児により研究に専念できない期間があった場合は、42歳未満の若手研究者個人)
令和6年度の応募者数は392名、受賞者数は100名。