国際文化学部「脱教室・脱キャンパス型」の新しい学び--「スタディ・アブロード・プログラム」の体験記動画を全編公開--1年生全員がキャンパスから海外へ飛び出しました

日本女子大学

日本女子大学(東京都文京区、学長:篠原聡子)は、本年度開設した国際文化学部国際文化学科の1年生がこの夏に海外へ飛び出し、「スタディ・アブロード・プログラム(以下、SAP)」で得た「越境体験」について語る体験記動画を制作し、12月8日(金)より全編公開いたします。 1年次の必修科目であるSAPは、全員が海外で約2週間を過ごし、異なる言語や文化、歴史、その国の地域と「今」に直接触れることで、個々の専門分野への関心や問題意識を深めるとともに、理解・共感に必要な語学を実地で経験するものです。 7つの行先へ旅立ち、SAPを通して異なる文化や地域、言語に触れた学生たちが、「越境体験」を通して何を感じ、どのような学びを得たのか、ぜひご覧ください。 ■日本女子大学国際文化学部 河本真理学部長のコメント  SAPの最大の特徴は、1年次のうちに全員が海外に出て学ぶことです。この夏、学生たちはSAPを通して日本のスタンダードが世界のスタンダードとは限らないことを感じ、「越境」して視点を変えると、物事の良し悪しも異なることを実体験しました。帰国後の学生たちは視野を広げ、今後の探求テーマを見つけ、興味関心をさらに深めたいとの思いを強くしています。2年次から始まる「実践プログラム(海外・国内)」では、知識と体験を行き来して「越境」し、自分なりの問いを発見し、多様な言語やメディアスキルを用いて発信する力を身につけていきます。  SAPは「越境」し、自分を見つけるプログラムです。私自身、学生時代に留学という「越境」で得たものは、閉じていた目を開かれるような体験でした。SAPで学んだことを、2年次から始まる「実践プログラム」につなげ、深めたり広げたりしながら、一人ひとりがさらなる「越境」をしてほしいと願っています。 ■2023年に実施された7つのSAPプログラムの体験記動画 ・アメリカ(ボストン)編 座学中心ではなく、 歴史的建造物や名所を訪問し、移民国家としてのアメリカの歴史を学ぶプログラム。美術館や民族博物館での視覚体験、音楽ホールでの聴覚体験、ボストン・レッドソックスの本拠地でのメジャーリーグ観戦、ボストン名物料理体験など、五感をフル活用する学修が特徴。歴史、美術、音楽、スポーツ、食などの文化体験を通して実践的な英語を身につけ、さらに現地での共同生活を通して大学生としての自立をはかる。 https://youtu.be/P_SGmvbssxg ・イギリス(オックスフォード)編  オックスフォード大学のハートフォード・カレッジで2週間過ごし、イギリスのライフスタイル、文化、演劇、映画、ファッション、芸術、歴史、文学について、異文化理解の観点から学ぶことができる。ファッションの授業では教室を飛び出し、大学近くの店舗で聞き取り調査を行うなど、概要を学ぶだけではないユニークな授業が特徴。週末にはオックスフォード大学、図書館、博物館、ギャラリーなどを訪れ、歴史と文化を肌で感じることができる。 https://youtu.be/l0GZU62Xhpo ・オーストラリア(シドニー)編 多民族・多文化国家であるオーストラリアの中でも特に移民が多く、多様な人々が生活する国際都市シドニーで、オーストラリアの社会や文化を学ぶ。英語の授業とアクティビティを組み合わせ、英語を使ってオーストラリア独特の自然や多様な文化、環境保護への取り組みについて学ぶことができる。 https://youtu.be/jiXdeVdwusM ・フランス(南仏・パリ)編 地中海に面したラ・ナプール城に滞在し、城内での語学研修に参加。料理をしながら語学を学ぶ授業も体験する。フィールドワークでは、カンヌをはじめニース、モナコ、エズ、アンティーブ、エクス・アン・プロヴァンス、マルセイユを訪問。地中海のヴァカンス客との食事や海水浴を体験するなど、フランスでの夏の過ごし方や食文化を学ぶことができる。 https://youtu.be/e8UcRWGxpt8 ・韓国(ソウル)編 梨花女子大学が主催する夏季研修プログラムに参加し、午前中は韓国語の集中授業、午後は特別授業として韓国の経済、社会、政治、歴史、大衆文化などのテーマを学ぶ。授業終了後には、テーマに関連した施設を見学する体験学修も実施。研修には世界各国の多様な地域・国の大学生が参加しており、韓国語や韓国文化のみならず、幅広く国際交流が叶う。 https://youtu.be/Xuh8jHY_mpg ・台湾(台中・台北)編 中国語の習得に加え、台湾史の全時代の現場に赴き、歴史を実感する体験ができる。語学研修はスタンダードな中国語の授業に加えて、伝統工芸品作りやカンフーなどの文化体験を通して中国語を学習。グローバル化する世界の最前線にあり続ける台湾の過去・現在・未来を感じ、ノスタルジックな街並みや、美味しい食べ物を楽しみつつも、その背後にある激動の歴史を知ることで、国際人としての視野が大きく広がる。 https://youtu.be/VzuzX3gcH-c ・ベトナム(フエ・ハノイ)編 「ベトナムの文化と日越交流」をテーマとした文化研修に特化しており、ベトナムの2つの古都、フエとハノイを巡りながら、伝統的なベトナム文化から、現代のベトナムの姿を見聞できるプログラム。ベトナムの今と昔を知るさまざまな場所を訪れるフィールドワークをメインとし、世界遺産を訪れて歴史を学ぶだけではなく、現地で事業を展開している企業や政府関係組織の訪問、ベトナムの文化体験などができる。 https://youtu.be/J_NN58MilLg ※プログラムの内容は、2024年以降変更になる場合があります。 ■スタディ・アブロード・プログラムについて  国際文化学部では、「脱教室・脱キャンパス型」の新しい学びの一環として、1年次に2 週間程度の海外研修「スタディ・アブロード・プログラム(SAP)」を必修としています。  異なる文化・地域・言語を直接体験することにより、個々の専門分野への関心や問題意識を深めるとともに、理解・共感に必要な外国語のレベルを実地で経験し、さらなる学びへの導入とすることを目指します。  学生は複数の研修先の中から個々の関心・専門領域に合わせて一か所を選択し、事前学修を経たのち、現地の学生との交流やスポーツ、芸術鑑賞、社交などのさまざまな体験をします。帰国後は、事後学修により経験を充実させ、また振り返りを経て学びを深めるとともに、その後の専門的な学修への意欲と基礎知識を習得します。 スタディ・アブロード・プログラム: https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/transcultural_studies/jwu_sap.html ■国際文化学部国際文化学科について  2023 年に開設した「国際文化学部国際文化学科」は、世界の多様な言語や文化を学ぶにあたって、「脱教室・脱キャンパス型」の実践的なプログラムで実際に体験し、さらにそれを複数の言語やICT を用いて発信していくところに、学びの新しさとユニークさがあります。こうして「国際力」「実践力」「発信力」を身につけることで、国境やジェンダー格差といった「境界」だけではなく、自分の殻を破っていく「越境力」を育んでいきます。 【特徴①:多様な国際文化の学び】  「国際文化」とは、「地域文化」「芸術文化」を全て包括するものです。本学部では、多様な言語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)を修得し、その言語を使用する地域の文化を学ぶとともに、芸術文化からポップカルチャーに至る多彩な表象文化の理解を深めます。 【特徴②:「脱教室・脱キャンパス型」の新しい学び】  本学部では、「文化」という観点から国内外の社会課題の解決に貢献できる人材を育成します。そのために提供するのが、全員必修の「スタディ・アブロード・プログラム(海外短期研修)」(1 年次)と「実践プログラム(海外・国内)」(2~3 年次)という、「脱教室・脱キャンパス型」の新しい学びです。海外留学や国内研修で異文化を実際に体験しながら課題に取り組むことで、「国際力」や「実践力」を養います。 【特徴③:発信力の養成】  「実践プログラム(海外・国内)」の取り組みの成果を言語化し、2 か国語(英語・日本語)以上で ICT を用いて発信します。こうして「発信力」を身につけることで、社会に開かれたコミュニケーション力と「越境力」を高めます。 日本女子大学国際文化学部: https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/transcultural_studies/index.html 【日本女子大学について】  日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学です。  今年度は「国際文化学部」を開設し、今後も2024年「建築デザイン学部」、2025年「食科学部(仮称・構想中)」と、新学部の開設を予定しています。「私が動く、世界がひらく。」のタグラインのもと、自ら学び、自ら行動し、新しい価値を創造できる人材を育てています。詳しくは、https://www.jwu.ac.jp をご覧ください。 ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人 日本女子大学 法人企画部 広報課 住所:〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1 TEL:03-5981-3163 メール:n-pr@atlas.jwu.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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