日蘭協業事業「さがみはらバイオガスパワー」開所式 -未来に向けたメタン発酵の最先端技術を披露!

駐日オランダ王国大使館

~食品循環資源の活用で、脱炭素社会の実現に前進~

2023年11月8日、廃棄食品から再生可能エネルギーを生み出す「さがみはらバイオガスパワー田名発電所」の開所式が行われ、駐日オランダ王国大使館のテオ・ペータス臨時代理大使が出席しました。式典にはその他に環境省、農林水産省、経済産業省、相模原市などの政府関係者や国内サプライヤーなど約80人が参加。メタン発酵プラントの設計・運営サポートを請け負うオランダ企業HoSt社のプロジェクトマネージャー、エーベルヤン・スヌーイヤー氏なども出席されました。この式典は、HoSt社が日本の顧客から契約したメタン発酵プラントの開所を祝う初めてのイベントで、オランダから最先端のメタン化技術を紹介する機会となりました。循環型農業を先進的に進めているオランダにとって、今回の食品循環資源のさらなる活用は、日蘭協力による脱炭素社会の実現に向けた大きな一歩であると考えております。


臨時代理大使は祝辞の中で、「今日、我々は共通の環境をより良く保護するための新たな一歩を踏み出したことを祝う。地球温暖化に国境はない」と述べました。2030年に完全循環型農業、2050年に完全循環型経済を実現することを目指しているオランダは、他の国々と協力し、世界規模でこれらの移行に貢献していきます。
 
  


【さがみはらバイオガスパワー発電所】
社会課題となっている食品ロス問題を解決するため、廃棄されている食品から再生可能エネルギーをつくり出す事を目的に作られた発電所で、毎日50トンのバイオマスを処理し、530kWの電力と640kWの熱を生産します。熱電併給システムにより、年間4,500 MWhの再生可能電力を地域送電網に、5,200 MWhの再生可能熱を近隣の工場工程に供給します。


【施設の名称】 さがみはらバイオガスパワー株式会社 さがみはらバイオガスパワー田名発電所
【施設場所】 神奈川県相模原市中央区田名塩田1-16-14
【施設面積】 2,127㎡
【処理能力】 メタン発酵:50t/日
【出資者】
・株式会社日本フードエコロジーセンター
・株式会社オルタナフィード
・株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー
・石原テクノ株式会社
・小田急電鉄株式会社
・一般社団法人グリーンファイナンス推進機構


【バイオガス設備設計・運転支援の特徴】
コンパクトな設計(わずか2,127m²)と容易な保守・運転。安全性を最優先しており、配管やケーブルは、人の移動の妨げにならないように設置されています。メタン化システムの全体的な設計は、長期的な効率を考慮して最適化。2つの類似したメタン化タンク(発酵槽)を並列、または連続(標準的な方法)で使用することが可能です。必要に応じて、1つのタンクだけで運転することもでき、計画された耐用年数にわたってプラントの運転が中断されることがなくなります。


【オランダHoSt社について】
世界35カ国に470基以上のバイオマスプラント(大半はメタン発酵プラント)の納入実績を持つ、オランダ最大のバイオガス技術のプロバイダー。自社のメタン化プラントの運転も含め、この分野で長年の経験と研究開発を行っています。同社は、持続可能な品質を重視しており、「さがみはらバイオガスパワー田名発電所」においても長年にわたって良好な性能を発揮するように設計しています。今後日本で、メタン発酵がオランダの代表的な技術の一つとして挙げられるようになることを期待しています。

企業ウェブサイト <https://www.host-bioenergy.com/
 

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