【JICA九州取材案内】 10/24-30 熊本の技術をカンボジアに!~地雷除去地等の活用に役立つハトムギバリューチェーンの視察にカンボジアから来日~

独立行政法人 国際協力機構 九州センター

  • 西田精麦株式会社(熊本県八代市 西田啓吾社長)は、2023年度より独立行政法人 国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業~案件化調査~」により、カンボジアにて「地雷除去地や農業不適合地での付加価値品バリューチェーン構築と外国人材還流に係る案件化調査」を実施しています。
  • 1970年から約20年以上続いたカンボジア内戦により、カンボジア全土には400万~600万個の地雷が埋まっています。2020年時点で、地雷汚染地域は866平方キロメートル、残留不発弾汚染地域は1,217平方キロメートルあるといわれております。地雷の撤去活動は和平合意が結ばれた翌年の1992年に始まり、カンボジアの政府機関である「カンボジア地雷対策センター(CMAC)」、などが地雷除去を進めています。
  • 地雷撤去地を農地として活用するために、本調査でハトムギなどの栽培調査が実施されています。山間地などの農業不適格地でも栽培が可能なハトムギなどの機能性農産物は栽培が奨励され、これら収穫物の品質管理や適正な加工を行うことにより、付加価値を高め、バリューチェーンを構築することで地雷撤去地や耕作不適格地域の農家の生計向上を図ることが強く求められています。
  • 今回、上記事業の一環として、カンボジア農業省、地雷撤去を行っているCMACなどから3名の職員がハトムギなどの農業技術や収穫後の品質管理・加工、商品化とマーケット状況など視察し、地雷撤去地などの農家への指導に役立てることを目的にして熊本県に招聘されます。


1.本邦受入活動概要
目的: ハトムギなどの機能性農産物の品質管理や加工処理、包装技術を視察し、地雷撤去地、農業不適格地での農家への指導に役立てバリューチェーンの構築を図ること。

2.取材可能日
 
日時 場所 内容
10月24日(火)
8:00~12:00
西田精麦株式会社(熊本県八代市) ハトムギ加工・包装技術視察等
13:00~17:00  熊本県八代市 ハトムギ農家視察等
10月25日(水)
8:00~17:00
熊本県人吉市 ひごラボ、ひみつ基地ミュージアム視察等
10月26日(木)
13:00~13:30
熊本県庁 熊本県(副知事)表敬
10月30日(月)
10:00~12:00
オイスカ西日本研修センター(福岡県福岡市) オイスカ視察及びJICA表敬


【取材申込先】西田精麦株式会社 長根 Tel:090-1972-0631 E-mail:t.nagane@gmail.com
【JICA事業に関する問い合わせ先】JICA九州 企業連携課(担当:馬道)
               Tel:093-671-8250  E-mail:Umamichi.Aya2@jica.go.jp

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