第2回 崇城大学 古賀研究室が熊本市と福祉のまちづくりワークショップを開催 -- 熊本市のバリアフリーを点検!

崇城大学

本学建築学科 古賀元也准教授の研究室では、この度、熊本市移動円滑推進課と共同で、9月27日(水)に車いす使用者、視覚障がい者、子育て・ベビーカー使用者等が参加する『福祉のまちづくりワークショップ』を開催します。これは、2023年度に熊本市で策定された、バリアフリーマスタープランの実施計画の立案に向けたワークショップとなります。 今回の第2回では『みんなでまちなかのバリアフリーを点検しよう!』をテーマに、第1回で議論したまちなかのいいところ、問題点・課題などを基に各グループがまちなかをフィールドワークし、バリアフリー点検マップを作成します。バリアフリー点検マップの作成では、古賀都市計画研究室が開発したアプリを活用し、デジタルマップを作成します(iPadの画面に表示される地図に写真とコメントを入力し、点検マップを作成するアプリです)。古賀研究室では熊本市の受託を受け、本ワークショップに向けて、熊本市中心市街の建物、店舗(約3,000件)、通りに対して、バリアフリー調査、アンケート調査を実施しております。 ぜひ取材をお願いいたします。 記 ◇日時 2023年9月27日(水)  14:00~16:30(2時間30分)  ◇場所 桜の馬場観光交流施設 多目的交流施設(後半パート) ※フィールドワークの詳しい場所はお問い合わせください。 ◇日程(予定) 14:00~16:30 10分 各グループ、出発地点に集合、挨拶 各ファシリテーター担当 50分 WS前半:『フィールドワークによるバリアフリーの点検』 グループごとに事前に決められたコースをフィールドワークし、点検する(段差、整備不良、点字ブロック、回遊性)。 点検した箇所については、写真を撮り(スマートフォン、タブレット等)、コメントをメモする。 アプリ『バリアフリー点検マップ』を活用する。 15分 会場に戻り休憩 40分 WS後半:『バリアフリー点検マップの作成』 参加者がフィールドワークで点検した内容について意見交換し、付箋にコメント(問題の内容、改善策等)を書き、紙マップに貼り付け、バリアフリー点検マップを作成する。また、アプリ内のデジタルマップに写真、コメントを入力し、デジタル版のバリアフリー点検マップも作成する。 A1(A0)サイズの用紙(紙の地図)とアプリ『バリアフリー点検マップ』の両方を活用する。 20分 成果発表会 各グループで話し合ったことを発表する。 各班5分程度にまとめて発表する。 5分 まとめ、終わりの挨拶 次回のアナウンス等 市職員、古賀 ◇参考情報 ■第1回ワークショップ(済) 日時:2023年8月24日(木)14:00~16:00(2時間) 場所:桜の馬場観光交流施設多目的交流施設 テーマ:『みんなでまちなかのバリアフリーについて話し合おう!』 趣旨:熊本市のまちなかのバリアフリー整備の現状(調査結果)に対し、WS参加者から意見(評価)を集めるとともに、交通弱者のまちなか活動の実態(よく利用するエリア、場所、使用する設備等)を把握する。そして、参加者のまちなか活動を通じて、交通弱者それぞれの観点からまちなかの回遊性、利便性について、いい点、問題点・課題を抽出し、整理する。 ■第3回ワークショップ 日時:2023年10月25日(水)14:00~16:30(2時間30分) 場所:未定 テーマ:『点字ブロックの整備について考えよう!』 趣旨:まちなかの点字の整備現状を把握し、問題点、課題を整理する。また、スマートフォンのカメラ機能を活用して、AR点字ブロック(音声と振動)でユーザーをナビする『AR点字ブロックアプリ』を体験し、IT技術の可能性を探る。また、AR点字ブロックアプリを用いて下通の点字ブロックの整備案を検討する。 ■第4回ワークショップ 日時:2023年11月8日(水)14:00~16:00(2時間) 場所:未定 テーマ:『熊本の福祉のまちづくりの将来像をイメージしよう!』 趣旨:第1回~3回WSを通じて参加者が福祉のまちづくりについて感じたことを整理し、熊本の福祉のまちづくりの将来像をイメージし、共有する。そして、福祉のまちづくりの実現に向けたロードマップを描く ▼本件に関する問い合わせ先 崇城大学 工学部 建築学科 准教授 古賀元也 住所:熊本県熊本市西区池田4-22-1 TEL:096-326-3639(直通) メール:koga@arch.sojo-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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