千葉商科大学「2025全学改組」-- 未来志向の実学教育実現のため、43%の大規模人事異動を実施 --
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学校法人千葉学園(理事長:内田茂男)が運営する千葉商科大学(学長:原科幸彦)は、同大の特長である「実学教育」を未来志向に発展させるため、同大の基盤教育機構及び5学部7学科を2025年度から新たな教育体制へ全学改組する。
◆千葉商科大学の教育体制(2025年4月1日以降)
・基盤教育機構(全学部共通カリキュラム/アドバンストプログラム)
・商経学部(商学科 入学定員:450名/経営学科 入学定員:200名)
・総合政策学部〔構想中〕(経済学科 入学定員:150名/政策情報学科 入学定員:150名)
・サービス創造学部(サービス創造学科 入学定員:230名)
・人間社会学部(人間社会学科 入学定員:230名)
※総合政策学部は実学的な経済を踏まえた政策立案ができる問題解決人材を育成。
※国際教養学部は2024年度入学者をもって募集停止。同学部のグローバル教育は、全ての学生が学べるように全学部に展開。
◆全学改組のポイント
・学部の垣根を越えた履修が可能。学生の興味に合わせて、分野を越境しながら自由に学ぶことができ、基盤教育機構と他学部・他学科・アドバンストの科目から卒業必要単位数の1/2まで取得可能となる。
・初年次中心の全学部共通プログラムを拡大し、さらに先進的な学びとしてグローバル、情報・データサイエンス、キャリア、総合教養(公務員)を、全ての学生が履修できるアドバンストプログラムとして提供する。
◆改革のプロセス
・2020年6月より議論をスタートさせ、特に2022年4月以降は教員・職員が一体となり、全学的な意見交換によるボトムアップ型の組織改革を進めてきた。
・新しい教育体制の骨格は、所属組織や研究分野を越えて選出された、若手から中堅の教職員で編成した「CUC未来会議」でまとめた。
・「CUC未来会議」では、学問領域や各教員の研究テーマが1機構・5学部で重複しているなど人的リソースが分散していたため、各教員のシーズを集約することで教育・研究が深化するのではないかとの意見が大半を占めた。
・各教員の科目領域や研究テーマの人的リソースの分散は、経営の観点からも課題となっており、多様で柔軟な教育プログラムを構築するためには、組織改革を実現し、未来志向の実学教育を目指すことが必要だと判断した。
・その結果、「創造的破壊」による組織改革を実行し、43%の教員が学部を越えて異動する大規模人事異動を行うことになった。
◆千葉商科大学「2025全学改組」記者発表会動画・特設Webサイト: