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大妻女子大学短期大学部（東京都千代田区）はこのたび、2022年度の正課授業「キャリア・ディベロップメント・プログラム」において、学生と「新宿中村屋」が協力してオリジナルメニューを考案した。中村屋による「次世代の新たなカリー開発の提案」という課題に対して、学生ならではの感性とマーケティング分析を駆使した多数のアイデアが出され、選ばれたメニューが2023年6月に商品化。伝統ある中村屋純印度式カリーと学生考案の野菜カリーによるスペシャルコラボメニューは「レストラン&カフェ Manna /マンナ」（東京都新宿区）において、6月19日（月）～30日（金）までの平日17時から食数限定で販売されている。 　大妻女子大学・同短期大学部のキャリア・ディベロップメント・プログラムは、学生の社会的および職業的自立に向けた能力の養成を目的とした正課授業。異なる学科の学生が混在グループとなって、各学科の特色や学びを生かしながら、学生ならではの感性や情報を駆使して企業の課題解決に取り組む。 　このたび2022年度の同授業で、純印度式カリーをはじめ独自の菓子や食品を世に送り出してきた新宿中村屋が、課題として「次世代の新たなカリー開発の提案」を提示。学生らは6グループに分かれて取り組み、さまざまな企画や新メニューを考案した。 　ターゲットを次世代にした観点から、新たなカリー開発だけに視点を向けるのではなく、SNSなどを駆使したプロモーション方策や盛り付けの器の色づかいにまで注目した幅広い提案が行われた。新宿中村屋がその中から実現可能な案をチョイスし、2023年6月に、伝統ある中村屋純印度式カリーと、女性視点で見た目にも彩りのよい野菜を使用した野菜カリーをワンプレートで楽しめ、ミニあんみつを付けたスペシャルメニューとして誕生させた。伝統を後世に紡いでいきながらも、女性の「少量で色々なものを食べたい」というニーズも含まれた形となった。 　同メニューは6月19日（月）から30日（金）までの期間、中村屋のメニューを提供するレストラン&カフェ Manna /マンナにて、平日の17時から食数限定で一般販売されている。また、注文後からカリーが提供されるまでの間、器の下に敷かれるランチョンマット（同授業を受講していた短期大学部生活総合ビジネス専攻２年　西村さんがイラストをデザイン）から新宿中村屋の歴史や伝統、学生の学びについて触れることができる。 ●2022年度に同授業を受講した学生のコメント 　私たち学生からの提案1つ1つに耳を傾けていただき、丁寧にフィードバックしていただけたことがとてもうれしかったです。また、創業100年を超える歴史の裏側には、課題提案からフィードバックまで丁寧に優しく対応いただいた従業員の方々の人柄あってのものと感じました。大学の授業でこのような学び・経験ができたことはとても貴重です。 ●大妻女子大学キャリア教育センター・澤田裕美常勤特任講師のコメント 　この課題解決型授業をとおして、学生たちは提案に留まらず、具体的な商品販売に至ることで貴重な成功体験をすることができ、各自の能力開発やキャリア形成に役立ったと実感します。また、提携企業の皆さまが本学学生に真摯に向き合ってくださり、感謝の念が尽きません。日常業務を見直し経営品質向上に役立った等との言葉を頂戴し、うれしく思います。SDGsの達成目標に「質の高い教育」や「働きがい」が掲げられていますが、この授業がその一助になればと願います。 ■新宿中村屋（株式会社中村屋：東京都新宿区） 　明治34年（1901年）に東京・本郷でパン屋として創業、その後、明治42年（1909年）年に新宿へ移転し、和菓子や洋菓子の製造・販売を開始。昭和2年（1927年）には喫茶部（レストラン）の開設と同時に本場インドの「純印度式カリー」を発売。創意工夫と挑戦による創業以来のこだわり続けた伝統の味を味わうことができる。 　https://www.nakamuraya.co.jp/index.html ■「キャリア・ディベロップメント・プログラム」（大妻女子大学ホームページ） 　https://www.otsuma.ac.jp/academic/study_support/study/develop_program/ ▼本件に関する問い合わせ先 大妻女子大学　広報・入試センター　広報・募集グループ　 住所：東京都千代田区三番町12 TEL：03-5275-6011 FAX：03-3261-8119 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/