林業・業務用レーザー距離計「Forestry Pro II J」を発売

株式会社ニコン

林業を中心とした作業現場の業務効率化向上に貢献

 
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:上村 公人、東京都港区)は、樹木や対象物の高さ・距離を測定する、林業・業務用レーザー距離計「Forestry Pro II J(フォレストリー プロ ツー ジェイ)」を発売します。
「Forestry Pro II J」は、ゴルフ用レーザー距離計「COOLSHOT」シリーズと同じレーザー測距技術を活用し、樹木や対象物の高さ・距離を素早く測定。林業や電線測量などの作業現場での業務効率化向上に貢献します。

発売概要
商品名
林業・業務用レーザー距離計「Forestry Pro II J」

価格
オープンプライス

発売日
2023年7月21日予定
日本での予約販売受付は、6月23日10時より開始します。


主な特長
1. 6つの測定モードを搭載
「Forestry Pro II J」は、ユーザーから対象までの直線距離、水平距離、高さ、角度の計測に対応し、さまざまな測定対象に適しています。さらに、任意の2点間の高さを測定する2点測定や、ユーザーから対象までの水平距離と角度から高さを測定する3点測定にも対応。例えば、木が地面から何メートル伸びているかといった、ユーザー指定の高さの測定も可能です。
直線距離、水平距離、高さ、角度の測定


 
    
2点測定
3点測定

2. 外部液晶モニターを搭載
接眼レンズから見える内部液晶に加え、ボディーの側面には測定結果の詳細が確認できる外部液晶モニターを搭載。外部液晶モニターには3段階の明るさ調節ができるバックライトを採用し、暗い森の中をはじめとしたさまざまな状況下で、高い視認性を発揮します。
 
表示例(左:内部液晶 右:外部液晶モニター)

3. 広範囲な測定を実現
「Forestry Pro II J」は、7.5mから1,600mまでの広い範囲で測定が可能※です。そのため、遠くにある木の測定だけでなく、建設現場における簡易測量や、ドローン撮影の際に障害となる近くの木や建物の高さ、距離を把握するためなどにも使用することが可能です。
※ 条件や目標物の種類によって、測定可能距離が変わることがあります。

4. その他の特長
・距離に関わらず一定して早い測距レスポンスを実現する「HYPER READ」を搭載
・約0.3秒で内部液晶に測定結果を表示
・最大250件の測定結果保存機能
・重なりあう目標物を測定するため、「近距離優先モード」と「遠距離優先モード」を搭載
・メガネをかけたままでも見やすいロングアイレリーフ
・明るくクリアな視界を実現する、多層膜コーティングを施した6倍のファインダー
・最大約8秒間の「連続測定」機能を搭載
・雨に濡れても安心の防水・防曇構造(電池室は生活防水構造)

主な仕様
測定範囲(直線距離)
7.5~1,600m

最大測定距離(木)※1
1,100m

表示ステップ
[内部表示]
Act (直線距離)
メイン表示: 0.1 m 単位
サブ表示: 0.1 m 単位 (999.9 m 以下)
1.0 m 単位 (1,000 m 以上)
Hor (水平距離)/Hgt (高さ)  0.1 m 単位
Ang (角度)  0.1º 単位

[外部表示]
直線距離/水平距離/高さ
0.1 m 単位
角度
0.1º 単位

測定精度(直線距離)※2
±0.3m (1,000m未満)
±1.0m (1,000m以上)

倍率(×)
6

対物レンズ有効径(mm)
21

実視界(˚)
7.5

アイレリーフ(mm)
18.0

ひとみ径(mm)
3.5

大きさ(長さ×高さ×幅)(mm)
110 x 73 x 42

質量(重さ)(g)
約170(電池を除く)

電源
CR2 リチウム電池×1本(DC3V)
オートパワーオフ機能(約30秒)

構造
防水※3 (電池室は生活防水※4) / 防曇

上記仕様は目標物、表面の形状・性質や気象条件により満たされないことがあります。
雨滴により、目標物までの距離が正常に測れないことがあります。
※1 株式会社ニコンビジョンの測定条件による。
※2 株式会社ニコンビジョンの測定条件による(本製品は簡易距離計のため、測定結果は公的な証明等には使用できません)。
※3 1mの水深に10分間浸かっても影響のない防水設計(水中での使用はできません)。
※4 JIS/IEC保護等級4(IPX4)相当(株式会社ニコンビジョンの試験条件による)。


 

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