2023年「夏休み 子どもの食 応援ボックス」梱包・発送作業 取材のご案内

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

-開始 1 週間で募集枠の9割を超える申し込み 物価上昇・賃上げなしで困窮続く-

拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 。

 子ども支援専門の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、日本国内において経済的に困難な状況に置かれた子育て世帯(5,000世帯)を対象に、「子どもの食 応援ボックス」を提供します。今般、7月6日(木)に本ボックスの梱包・発送作業の様子を報道関係者の皆様に公開するとともに、経済的に困難な状況に置かれている子育て世帯の実態などについても一部ご紹介いたしますのでご案内します。

 セーブ・ザ・チルドレンは、給食がない長期休暇中に、子どもたちが経済的な不安なく安心して食事ができるようサポートすることを目的として、2020 年から「子どもの食 応援ボックス」を開始し、現在までに、のべ17,087世帯に食料品などを届けています。
今回は募集開始1週間で4,700件を超える申し込みがあり、依然として物価上昇が続くいま、子どもたちの食の状況も危機的な事態が続いていることが窺えます。また、申込時に実施しているアンケートにおいて「物価の上昇に伴う賃上げがあった」と回答した世帯は、6月14日時点でお申込みいただいた世帯のうち、4%未満となっており、賃上げから取り残されている世帯の経済的状況がさらにひっ迫していることが懸念されています。

 当日は実際の作業の様子をご覧いただくほか、担当者より申込件数の変化や、物価上昇に加え、賃上げなどの対応が十分でないことによる子どもたちへの影響についての見解、またアンケート結果や一部利用者の声などもあわせてご紹介します。

 ご多忙中のこととは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、ご取材いただければ幸甚です。
お手数ではございますが、ご取材をご希望の方は、7月3日(月)までに、メール
japan.press@savethechildren.org にてご返信いただきますようお願い申し上げ ます。
敬具
 
2023年「夏休み 子どもの食 応援ボックス」梱包・発送作業公開 概要
■日 時:2023 年 7 月 6 日(木)14:00 公開 開始~ 15:00 頃終了予定
■場 所:千葉県船橋市西浦 2-8-6
■内 容:応援ボックスの梱包・発送作業・担当者インタビュー
■募集世帯数5,000 世帯
■提供の条件(以下すべてを満たす世帯)
(1)日本国内に居住している方日本国内に居住している方日本国内に居住している方(難民申請中、仮放免など、在留資格の不安定な方も含みます)
(2)0 歳~ 18 歳までの子ども を扶養する 2023 年 4 月 1 日時点で 17 歳の子どもまで
(3)令和 5 年度住民税非課税世帯またはそれに準ずる
■提供予定数 5,000 セット
(応援ボックス内容:米5kg、麺、副菜となるレトルト食品、調味料、お菓子、日用品、文具など)
詳細:https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4174

申込時に実施しているアンケートにおいて届いた申込者の声を一部ご紹介します。(声の後のカッコ内は、年代・性別・子どもの年代など)
・「夏休みが近づくにつれ、いつも子どもたちのお昼ご飯が用意できるか心配になっています。毎日、できるだけ節約して食費を増やそうと思っていますが、何もかもが値上がりしてしまい、涙が止まりません。」(40代 女性 ひとり親 中学生、高校生)
・私は夕食を毎日抜いてます、私の分は買えません。光熱費、保険、家賃、学用品など払えなくなりまし
た。身体も身体的にもしんどいです、生きていくのが本当につらいです。(40代 女性 ひとり親 中学生)
・お腹いっぱい食べさせてあげたいけど、牛乳は高いから水道水にしたり、お茶のパックも買わず、水道水
を水筒に入れて行ったり、ちっちゃいことまでもコツコツ節約して過ごしていますが、生活状況は厳しいま
まです。(30代 女性 ひとり親 中学生、 小学生)
・ 経済的に食事がしっかりとれない家庭があることを知ってほしいです。(40代 女性 ひとり親 中学生、小学生)
 
【取材のお申し込みや、本件に対する報道関係の方のお問い合わせ】
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ ジャパン 広報
TEL03-6859-0011 E-mail: japan.press@savethechildren.org

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