ベトナム・ホーチミン市近郊で初の低層住宅開発 ~現地法人設立で不動産開発を推進~
■開発概要
■エリア概要
■KOG概要
ベトナム南部で分譲住宅開発を行うデベロッパーで、グループ内の設計、施工、販売、不動産管理機能を通じて幅広く開発を手掛けています。現在開発中の高層分譲住宅で環境認証LEED※4の取得を予定するなど、環境配慮型の不動産開発にも積極的です。
KOGは「自他共栄」、「コミュニティづくりを通じた価値創出」を理念として掲げています。両社が互いの理念や事業方針に共感し、今回の協業が実現しました。両社は「高品質な住まいの提供」、「ベトナムのカーボンニュートラルへの貢献」を目指し、KS Sustainable Development JSCを通じた長期的な協業を図ります。
■将来の展望
ベトナムは所得増加に伴う若い世代の住宅購入意欲向上、核家族化の進行に伴う世帯数の増加により、今後も高い住宅需要が見込まれます。住友林業は現地法人Sumirin Vietnamを通じて不動産開発事業を拡大し、同国で安心安全かつ高品質の住まいを提供します。また環境負荷の低い建材への代替などで「建てるときのCO2排出量」を、通風や採光の調節等による冷房使用頻度の抑制で「暮らすときのCO2排出量」も削減します。さらに環境認証の取得・環境配慮型開発によるCO2削減などを通じて、ベトナムが目指す2050年のカーボンニュートラルに貢献します。
住友林業グループは森林経営から木材建材の調達・製造、戸建住宅をはじめとした木造建築請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。2024年までの中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase1」では基本方針の1つに「グローバル展開の加速」を掲げ、アジアにおける収益基盤の確立を目指しています※5。ベトナムでは2012年から木材や建材の流通・製造事業を展開しており、今後はグループ会社間のシナジーも活かしつつ同国での収益基盤を強化していきます。
※1. 2023年4月17日時点で、会社設立の準備中につき社名は仮称となります。
※2. 2023年4月17日時点で、会社設立の準備中につき社名は仮称となります。
※3. 参考ニュースリリース:https://sfc.jp/information/news/2015/pdf/2015-09-29.pdf
※4. USGBC(US Green Building Council)が開発及び運用を行っている、建物と敷地利用についての環境性能評価システム。
※5. 以下の参考資料をご参照ください。
■物件概要
■Kim Oanh Group概要
■本リリース配布先
国土交通記者会、国土交通省建設専門紙記者会、林政記者会
<参考資料>
長期ビジョン「Mission TREEING 2030」達成に向けた第1段階として、2024年までの中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase1」も策定。ベトナム、インドネシア、タイを中心としたアジアにおける収益基盤の確立を通じて「グローバル展開の加速」を目指しています。
長期ビジョンや中期経営計画の内容は以下の動画や特設WEBサイトをご覧ください。
※長期ビジョン動画:https://www.youtube.com/watch?v=2ty-tASVWPk
※長期ビジョン特設WEBサイト:https://sfc.jp/information/vision/
※中期経営計画特設WEBサイト:https://sfc.jp/information/vision/mid-term/