「LINKAI横浜金沢」の企業を大学生が取材して、大学生向けに紹介する冊子を制作しました
金沢区内には、臨海部に1,000を超える企業・事業所が集積する「LINKAI横浜金沢」と、関東学院大学・横浜市立大学という2つの総合大学がありますが、これまで産学官の連携や相互理解の機会はそれほど多いものではありませんでした。
そこで、企業・大学・区役所がタッグを組んで、ご近所同士で相互理解を深めるべく、大学生が企業を取材し、大学生向けに企業を紹介する冊子を作りました。テーマは「学生による学生のためのLINKAI横浜金沢」。学生達は、企業に飛び込んでどんな感想を持ったのか、「LINKAI横浜金沢」の企業の魅力をどう伝えたのか、学生座談会を交えつつご紹介する内容になっています。
◆ 配架場所
- 金沢区役所区政推進課企画調整係
- 横浜市経済局ものづくり支援課
- 関東学院大学、横浜市立大学広報
◆ 冊子タイトル
学生が取材に行く
~企業の取材にいくので、怖い企業だと嫌だなと思ったら、働く人達は気さくで良い人が多く働きがいのある職場だったと気づいた件~
LINKAI横浜金沢とは
「働く魅力のある、人が集まる地域にしたい」という想いから、平成29年に名づけられた『LINKAI』には、臨海部の“臨海”の意味のほかに、“LINK(絆/つながり)”と“AI(愛/合い)”の2つの意味を持っています。
◆ 掲載企業(10社)
2 株式会社加藤美蜂園本舗(福浦) 7 藤森工業株式会社(幸浦)
3 株式会社キュー・アイ(福浦) 8 横浜環境保全株式会社(鳥浜町)
4 株式会社光洋(福浦) 9 横浜プレシジョン株式会社(鳥浜町)
5 株式会社中込製作所(福浦) 10 渡辺商事株式会社(幸浦)
◆ 協力大学(ゼミ・研究室)
【関東学院大学理工学部 友野研究室】
無機分析化学を専門分野とする友野和哲准教授のもと、環境リサイクル工学・電気化学を融合したエネルギー創成に関する研究に取り組む友野研究室。近年では、「CSJ化学フェスタ2020」や「ナノ科学シンポジウム」などの学会で各賞の受賞学生を輩出しました。このほか、NPO法人Aozora Factory主催の地域連携活動への参加や全国高等学校総合文化祭や高校生ものづくりコンテストなどで審査員を務めるなど教育活動にも取り組んでいます。
【関東学院大学理工学部 堀田研究室】
材料工学を専門分野とし、ベアリングなどに焦点を当て研究を進める堀田智哉専任講師のもと、機械要素の最適設計および高効率化などの研究に取り組む堀田研究室。Aozora Factory主催の体験型ワークショップでは、レーザー刻印機を研究室より持参して、オリジナルコースターを製作できるブースを出展しました。このほか、横浜市緑の協会、NPO法人Aozora Factory、同区役所共催の「海中探検」など様々な産学官連携イベントに積極的に参加しています。
【横浜市立大学国際教養学部 中西ゼミ】
中西正彦教授が担当するゼミでは、都市計画およびまちづくりについて幅広く研究と実践活動を行っています。教員は、良好な都市空間や住環境形成を実現する制度のあり方、都市構造改変に資する住宅地の再生・再編方策に関して様々な視点から研究しています。また、学生が自分から「都市に興味」を持つために、地域連携などを積極的に実施し、実際の都市開発やまちづくりの場に触れることを大切にしています。本プロジェクトには2年生・3年生が参加しています。
※今回作成した冊子は、中西ゼミが運営に協力している金沢区の情報発信 WEBマガジン「かなざわ区」でも掲載されます。(https://kanazawaku.jp/)
(学生の取材等の様子)