「NSGグループ環境安全衛生アワード2022」を全世界で実施

日本板硝子株式会社

 日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:森 重樹、以下「NSG」)では、サステナビリティの重要な分野における当社グループ内の活動を奨励し表彰する取り組みとして、第6回となる「環境安全衛生アワード(以下、「EHSアワード」)2022」を全世界レベルで実施しました。受賞プロジェクトと主な取り組みについて、以下の通りご紹介します。

 今回は、従来の「環境」、「安全・衛生」のカテゴリーに加え、「コミュニティ」プロジェクトのカテゴリーを追加し、社外の地域コミュニティと協力している取り組みも取り上げ、奨励することとしました。
 全世界各地域から合計170件のプロジェクトの応募の中から、グローバル審査パネルが各分野における最優秀賞1件と佳賞4件を選出し、受賞者を発表しました。

安全・衛生アワード 
・最優秀賞:自動車ガラス事業部門新車用(OE)北米 「安全パトロール」プロジェクト
 安全行動に関する旧来の、或いは既存のアプローチから、ソフト導入を含めて新たに開発された現場ウォーク(安全パトロール)の体系的なアプローチです。これは、リーダーが作業現場を巡回し、把握した論点や危険、懸念事項を記録する際の一貫したアプローチを普及させるもので、安全文化構築の観点で非常に意義のあるプロジェクトです。

環境アワード
・最優秀賞:建築ガラス事業部門フロートオペレーションと自動車ガラス事業部門新車用(OE)サンサルボ事業所(イタリア) 「水利用量削減」プロジェクト
 このプロジェクトでは、バルブの自動化、水のリサイクリングや雨水の利用促進などにより、生産工程における水の使用効率を向上させることによって、事業所内の複数の用途に使用されている地元の河川からの取水量を70%以上削減し、この2年間で、198万m3(オリンピックサイズのプール800個分に相当する)水を節約しました。工場で使用されなかった水は、地元公共団体によって飲料水用に浄化され、特に観光客によって水の消費量が平均より多くなる夏場に、地域社会に貢献しています。

スペシャルコミュニティ賞
最優秀賞:自動車ガラス事業部門 新車用(OE)バイザック(インド) 「地域社会における安全意識向上」プロジェクト
 こののこのプロジェクトでは、地元学校の児童・生徒への安全啓蒙活動や、地域社会と従業員家族への安全情報発信などに取り組みました。5つのC(Culture/文化、Collaboration/共同作業、Communication/コミュニケーション、Commitment/コミットメント、Contribution/貢献)を通じて、地域社会の安全意識向上に努める熱心な取り組みが高く評価されました。

 今回表彰されたプロジェクトはいずれもわかりやすく効果的、従業員参加型のプロジェクトであり、他の拠点にも適用可能な点で特筆すべき取り組みである点が評価されました。安全プロジェクトはすべて高いレベルで安全へのコミットを発揮しており、環境プロジェクトはエネルギー、水、有害物質、廃棄物、リサイクルなど、いずれも環境およびNSGグループにとっても重要なプロジェクトが集まり、コミュニティプロジェクトは社会的側面から地域社会のことを考え、支援に取り組む上での高い創造性と適応力、積極的関与が示されました。
 NSGグループは今後もサステナビリティへの取り組みにより、環境、安全・衛生および社会課題の解決を通して、事業の持続的な成長を推進してまいります。
以上

NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズや、タイミングベルトの補強材であるグラスコードや ガラスフレークを中心とする特殊ガラス繊維です。

 

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