埼玉県の受託事業「ふるさと支援隊」に参加し、ときがわ町の「福みかん」を使用したクラフトコーラを開発|十文字学園女子大学 食品開発学科

十文字学園女子大学

十文字学園女子大学(住所:埼玉県新座市菅沢、学長:志村二三夫、以下「本学」)の人間生活学部 食品開発学科の渡辺研究室・梶野研究室・倉若研究室・曽矢麻理子助手らのグループは、埼玉県が取り組む、令和4年度 中山間「ふるさと支援隊」に参加し、中山間地域のときがわ町のブランドみかん「福みかん」を使用したオリジナルのクラフトコーラ「HAPPY CITRUS CRAFT COLA 福みかんコーラ」を開発しました。 ◆埼玉県の受託事業「ふるさと支援隊」参加の背景  埼玉県の中山間地域の多くの集落では、近年、過疎化や高齢化が著しく進んでおり、特に主要な産業である農業の維持が問題となっています。  この問題に対して、これまでの学習で学んだ食品に関する学生の知見を活用し、地域の特産物の魅力を活かした食品開発によって地域活性化に貢献したいと考え、本事業に参加しました。 中山間「ふるさと支援隊」詳細: https://www.pref.saitama.lg.jp/a0902/shientai/index.html ◆「福みかん」を使用したオリジナルクラフトコーラの開発について  県内の中山間地域を調査したところ、埼玉県比企郡のときがわ町に、「福みかん」という特産物があることが分かりました。「福みかん」の、小ぶりでかわいらしい見た目、爽やかな香り、酸味のある味に着目し、「若者Z世代が好む柑橘製品」をコンセプトとした商品開発を検討することになりました。  開発に向けて、町民の方々との意見交換会実施や「福みかん」の収穫、オリジナルラベルの制作まで一貫して取り組みました。およそ4ヶ月の開発期間を経て「HAPPY CITRUS CRAFT COLA 福みかんコーラ」が完成しました。  完成したクラフトコーラは、2023年2月1日(水)「埼玉県農商工連携フェア」(主催:埼玉県)の食品開発学科ブースにて出展され、今後学内の売店や地域の直売所等で販売予定です。 ◆「埼玉県農商工連携フェア」への出展について  食品開発学科では、農業の6次産業化の一環として、過去に商品開発した「にんじん畑ドレッシング」、「ごぼう畑ドレッシング」など、地場(埼玉県産)野菜を活用した商品の販路を拡大し、多くの人の目につくことで大学での取り組みを広く知ってもらうことを目的に、今回、初めての出展をします。  生鮮食品として消費される農作物も、大学の参画により、科学的なエビデンスをもって加工や、成分分析を行うことができ、農作物の付加価値化を図ることが可能となります。  農家の収入の向上や活性化につながることで、農業が魅力的な産業となり、若者が参入したくなるようにしていくことで、日本の農業の発展に繋がることを展望しています。 埼玉県農商工連携フェア 概要 ・主 催: 埼玉県 ・共 催: 埼玉りそな銀行、JAグループさいたま ・開催日時: 2023年2月1日(水)10:00~17:00 ・開催場所: さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ(「さいたま新都心」駅直結) ・ブース名: 十文字学園女子大学 食品開発学科 ・出展予定商品: 本学オリジナル野菜ドレッシング各種、「HAPPY CITRUS CRAFT COLA 福みかんコーラ」ほか福みかんを使用した食品、日本酒「十文字」など ・公式HP: https://www.pref.saitama.lg.jp/a0902/news/page/news20230118.html ◆HAPPY CITRUS CRAFT COLA 福みかんコーラ 概要 ・容 量: 200 mL ・価 格: 350円(税込) ・原材料: 砂糖(国内製造)、福みかん(埼玉県産)、柚子(埼玉県産)、コーラナッツ、馬告、オールスパイス、シナモン、バニラビーンズ、クローブ、コリアンダー、ナツメグ/炭酸、カラメル色素 ・販売予定: 2023年2月1日(水)より  ・販売場所: 十文字学園女子大学学内売店フジショップ、建具会館、大野特産物販売所、JA埼玉中央都幾川直売所、ふれあいの里たまがわ、前澤屋、オクムサ・マルシェ、セブン-イレブンときがわ町田中 ◆本プロジェクト担当学生 代表者コメント 食品開発学科3年 ふるさと支援隊リーダー 小山、要害 (苦労した点) ・最初は地域の人とどのようにコミュニケーションを取ったらいいのか試行錯誤がありました。しかし、何度か交流していくうちに、とても親しくなり今では相互で意見を言い合える関係になってきたのでよかったです。 ・HAPPY CITRUS CRAFT COLA 福みかんコーラという素敵なネーミングを思いついてから、ラベルデザインに取り掛かったのですが、文字が長いためフォントの選択や全体のバランスなどのデザインを洗練させていく工程がとても大変でした。地域の方から多くのご助言をいただくことで最終的にとても良いデザインのラベルが出来上がりました。 (学んだ点) ・支援活動を通し、ときがわ町についてより深く学ぶことができました。また、柑橘の搾汁からクラフトコーラの製造、アロマオイルの加工の方法についても学ぶことができました。 ・地域の方と交流することで、そこに住んでいる人しか知らないときがわ町や福みかんの魅力というのを多く学ぶことができました。 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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