「食事(減塩)とオーラルケア」をテーマに社内健康セミナーを実施 当社従業員の舌みがき実施率が約3倍に増加!
当社は、今後とも社内外において、様々な切り口で、歯とお口の健康の重要性を伝え、人々の口腔健康の実現を目指してまいります。
(※1) J Nutr Health Aging. 2018 ;22(7):802-804, K.SEERANGAIYANら
■社内健康セミナー概要
対象者:当社小田原工場従業員 241名 (10代~60代男女)*241名は1ヶ月後アンケートまで回答者
内 容:
①保健師・歯科衛生士によるセミナーとアンケート調査
・塩分の過剰摂取への注意喚起(のどの渇きやむくみ発生など)
・塩分量が多い食事メニュー
・舌清掃と味覚(塩味の知覚)の感知の関係
・舌クリーナーを使った舌みがきのポイント
上記セミナー後、舌ケア製品(舌クリーナー、専用ジェル)と味の素株式会社提供の減塩調味料サンプル(※2)を配付。同時に普段のオーラルケアや減塩等の意識に関するアンケートを実施。
②1ヶ月後に再度アンケート調査を実施。
セミナー資料(一部)
(https://park.ajinomoto.co.jp/special/smartsalt/)。
■セミナー実施結果
(1) 味覚を切り口に舌ケア意識および舌クリーナー使用率が向上
今回、参加した社員の約半数(48%)が「舌の汚れを気にするようになった」と回答しました(図1)。また参加前、舌クリーナーの使用率は19%でしたが、1ヶ月後には使用率が60%と約3倍に増加しました(図2)。舌清掃の重要性に関する情報を得て意識が高まった後、すぐにグッズが配付されたことで、スムーズに新しいオーラルケア行動を習慣化することができたと考えます。
(2)「美味しく食べるための舌ケア」という新たな視点を提供
自由回答において、「舌ケアを既にしていたが、口臭予防のみで、塩味、味覚に影響があることを知らなかった」「普段より味覚が冴えた気がした」「食べ物がおいしく感じた」という声がありました。
健康や口臭予防のための舌ケアではなく、「美味しく食べるための舌ケア」という新たな視点を伝え、舌ケアに興味を持ってもらうことが出来ました。
(3)減塩に関する意識も向上
「食べ物を選ぶときに塩分量を気にするようになった」「減塩調味料を購入しようと思うようになった」など、参加者において減塩に対する意識の向上も見受けられました(図3)。
今回の取組で、舌ケアだけではなく、減塩への心掛けなど健康に関する意識も同時に引き上げることができたと考えます。
本セミナーでは、口腔健康だけではなく、生活者が興味関心を持ちやすい「食事(減塩)」と組合せた内容にすることで、参加者の興味関心を高め、新たなオーラルケアの習慣化を実現することができました。当社では引き続き、ビジネスパーソンに対してオーラルケアの重要性の啓発と提案を行い、オーラルヘルスの浸透に向けた活動を続けて参ります。
<参考情報>
当社は、2030年に向けたオーラルヘルス領域の活動「LIONオーラルヘルスイニシアチブ」の一環として、社内取組で得た知見も活かしながら、様々な切り口で企業の従業員様向けのオーラルケアセミナーを提供しています。
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「おくちプラスユー」
https://oral-kenkou.lion.co.jp/