ユニット拡張タイプの小型インダストリアルPC「RICOH iFシリーズ」を発売
要求仕様に合わせた拡張を可能にし、コスト削減・省スペースを実現
リコーインダストリアルソリューションズ株式会社(社長執行役員:竹本 浩志)は、ユニット拡張構造を採用した小型のインダストリアルPC「RICOH iFシリーズ」を10月26日から発売します(オープン価格)。RICOH iFシリーズは、CPUやメモリなどを搭載したCPUユニットと、さまざまなインタフェース(USB、シリアル)を搭載した複数のI/O拡張ユニットで構成された産業用PCです。手のひらに乗るコンパクト設計(38×96×120mm)で、スペースが限られる場所にも設置・組み込みが可能です。ファンやHDDなどの回転部品を採用しない設計で、振動・衝撃に強く、静音で高いメンテナンス性も実現しています。
生産ラインやインフラなどのDXを支えるコントローラーとして、また工作機械、産業ロボット、金融機器、情報通信機器などあらゆる産業機器のIoTゲートウェイ・制御コントローラーとしてご活用いただけます。
リコーインダストリアルソリューションズは、今後も国内の組み込みユニットのマーケットにおいて高いシェアを有する確かなものづくり技術で、産業分野のお客様の課題解決に貢献してまいります。
<RICOH iFシリーズ (左からCPUユニット「RICOH iF 1401/1411」、
I/O拡張ユニット「RICOH iF-Ex-S」*、「RICOH iF-Ex-U」)>
I/O拡張ユニット「RICOH iF-Ex-S」*、「RICOH iF-Ex-U」)>
*「RICOH iF-Ex-S」のみ、12月発売予定。
<「RICOH iFシリーズ」イメージ>
<RICOH iFシリーズの構成イメージ>
<新製品「RICOH iFシリーズ」の主な特徴>
1.インタフェースの柔軟性
- CPUユニットに、必要なI/O拡張ユニットを選択して接続することで、幅広いインタフェース仕様や機能に対応。
- アプリケーションの違いにより異なるインタフェースが必要な場合でも、PC部分の共通化が可能。
- 必要なインタフェースを拡張できるため、カスタム費用が掛からず、低コスト・短納期での調達が可能。
- 手のひらサイズ(38×96×120mm)のコンパクトなデザイン、省スペース設置や制御盤の小型化が可能。
- DINレールマウント、ウォールマウント、据え置きと多様な設置方法に対応し、レイアウトの自由度が向上。
- 設置できる個所が少ない既存設備でも、コンパクトデザインと設置の自由度を活かし柔軟に設置可能。
- 強い使用負荷をかけた状態で、-20℃~+60℃の温度環境において使用可能。
- ファンなどの回転部品を使わず、またオンボードの実装により、経年劣化や振動/衝撃などに強く、故障リスクを軽減。
- 製品は3年間の無償保証期間付。
- 同一仕様の製品を、発売開始から5年以上の長期にわたり供給。モデルチェンジにより発生するお客様の代替品調達の負荷を軽減。
■関連情報
・RICOH iFシリーズの製品ページ
https://industry.ricoh.com/industrial-pc/iF
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