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青森大学(学長:金井一頼)は10月21日(金)、東京キャンパス(東京都江戸川区)で第2回「比較環境思想研究会」を開催。当日は、哲学者の加藤尚武氏(京都大学名誉教授)が「自然の歴史と人間の本性 ―科学的見方の集約」をテーマに講義を行う。会場またはZOOMで参加可能。事前申込制、参加無料。
青森大学は、21世紀における地球的規模の課題に対して多方面からの提案が待たれる中、これまで世界各地で展開されてきた環境思想・実践活動などを再検討し新たな思想を探ることを目的として、比較環境思想研究会を設立。さまざまな分野の研究者・実践者を講師に招き、聴講者と活発な議論を交わすことで議論を深めている。
10月21日(金)には、第2回を開催。ヘーゲル研究で著名な哲学者で、環境倫理や生命倫理など現代的な課題にも積極的な提言を行っている加藤尚武氏(京都大学名誉教授)を講師に迎え、「自然の歴史と人間の本性」について考える。概要は下記の通り。
■第2回比較環境思想研究会
「自然の歴史と人間の本性 ―科学的見方の集約」
【会 場】 青森大学東京キャンパス 205教室 (東京都江戸川区清新町 2-10-1)
・地下鉄東西線「西葛西」駅もしくはJR京葉線「葛西臨海公園」駅から徒歩15~20分
※オンライン配信(ZOOM)あり
【日 時】 10月21日(金) 16:30~18:30 (講義と質疑応答それぞれ1時間程度)。
【参 加】 誰でも参加可能(無料)。事前申込制。申込期限は10月19日(水)まで。
・e-mail: tseki@aomori-u.ac.jp (関智子・幹事)
※研究会参加の申し込みはe-mailにて、氏名、所属、e-mailアドレス、会場参加あるいはZOOMによるオンライン参加のどちらかについてのご希望をお知らせください。
※参加者は講師の著作等を事前に勉学しておくことが望ましいです。
【講 師】加藤尚武氏 (京都大学名誉教授 哲学)
〈プロフィール〉
哲学者、倫理学者。東京に生まれる。山形大学、東北大学、千葉大学、京都大学、鳥取環境大学初代学長などの経歴をもち、日本ヘーゲル学会長、元日本哲学会会長。著書に『加藤尚武著作集』第1巻~第15巻『ヘーゲル哲学の形成と原理:理念的なものと経験的なものの交差』『バイオエシックスとは何か』『新・環境倫理学のすすめ』など多数。
ヘーゲル学者として出発し、そのテキストの解読をふくめた優れた業績を上げ、そこからさらに生命倫理学、環境倫理学など広く社会の現状に対応する応用倫理学的理論と実践にまで、哲学的知見を生かしてさまざまな領域に現代的課題を考察し、問題提起する現代日本を代表する哲学者。(『加藤尚武著作集』より)
【参考書】
E.O.ウィルソン『人類はどこから来て、どこへ行くのか』(斉藤隆央訳、化学同人)
※事前に加藤先生による資料を配布します。
《今後の予定》
●第3回「世界史の再構築」
・日時:2022年11月25日(金) 16:30~18:30
・講師:羽田正氏(東京大学名誉教授 世界史)
●第4回「ウィルダネス:アメリカ・ノースウッズでの20年」
・日時:2023年1月27日(金) 16:30~18:30
・講師:大竹英洋氏(写真家)
【比較環境思想研究会事務局】
・会 長:岡島成行(青森山田学園理事長)
・幹 事:関智子(青森大学総合経営学部教授)
・事務局:ゴビンダ・タマン(青森大学東京キャンパス事務局)
(関連記事)
・青森大学が「比較環境思想研究会」を設立、今年度は東京キャンパスでの研究会を4回実施予定 -- 環境思想の比較研究の促進を目指す(2022.09.23)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-48965.html
▼研究会に関する問い合せ先
青森大学東京キャンパス 関智子研究室
住所:東京都江戸川区清新町 2-10-1
Tel:03-6261-6399
e-mail: tseki@aomori-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/