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【本件のポイント】
・9月27日(火)に龍谷大学付属平安高等学校にて、ウクライナから龍谷大学に留学している学生による講演会を開催。高校1年生433名が参加。
・ウクライナの学生の視点から、メディアでは伝えきれない現地の実際と平和への想い、日本の現状について高校生へ伝える。
【本件の概要】
9月27日(火)に龍谷大学付属平安高等学校にて、ウクライナ・キーウ大学からの交換留学生として龍谷大学で受け入れているロクソラーナ・オレクシュークさんによる講演会を実施しました。
ロシアによるウクライナ侵攻で、今も現地では戦争が続いています。当日の講演会では、現在もウクライナで戦争が続いていることを気にかけ、忘れないで欲しいという想いを日本語で高校生に訴えかけました。
また、戦争の状況が悪化したことで、ウクライナでの勉学継続を断念し、日本に留学という形で避難してきた経緯や、夜は家の電気を消さないといけないウクライナの現地の様子、日本に来た今もスマートフォンの空襲警報が鳴るたびに家族の安否を案じていることについて、高校生に伝えました。
生徒からは、「僕たち付属平安の高校生がウクライナのために何かできることはありますか」、「家族や友人とはどのように連絡をとっていますか」など、数多くの質問があがりました。
龍谷大学付属平安高等学校では2022年度から、龍谷大学が推進する『仏教SDGs』をテーマとして「総合的な探究の時間」に取り組んでいます。今回の講演では、遠く離れたウクライナで起こっていることを''他人事''から''自分事''とし「誰一人取り残さない」社会の構築に向けて考えるきっかけとなりました。
受講者のコメント
・ロクソラーナさんのご家族や友人への愛情、すばらしい考えに心を動かされました。今起きていることや感じていることを私たちに丁寧に日本語で伝えてくださって嬉しかったです。今日本や世界で何が起こっているのかもっと調べようと思いました。そしてその問題を周りの人にも伝え、考えていきたいです。(龍谷大学付属平安高等学校 1年生 高田 愛珠美(たかだ あずみ)さん)
・お話を聞いているだけで、戦争の悲惨さが伝わってきました。戦争が始まって約7か月経ちますが、異国の地の他人事と思っているところもありました。今回の講演を聞いて、戦争をまさに今体験している人がいて苦しんでいる人がいるのだと思いました。1日でも早く平和が訪れてほしいと思います。(龍谷大学付属平安高等学校1年生 永田 龍輝(ながた りゅうき)さん)
問い合わせ先:龍谷大学付属平安高等学校・中学校 川畑・井上 Tel 075-361-4231
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/