附属2病院で「世界患者安全の日」のイベントを開催 ~学生ボランティア協力による安全な医療の実現に向けた情報発信~

横浜市立大学

 横浜市立大学附属病院(横浜市金沢区,以下、附属病院。)と附属市民総合医療センター(横浜市南区,以下、センター病院。)は、9月17日の「世界患者安全の日*1(WPSD:World Patient Safety Day)」に合わせ、患者さんや市民とのパートナーシップによる安全な医療の実現に向けたイベントを開催します。

 2022年のテーマは「Medication Safety」、スローガンは「Medication Without Harm」。
不適切な薬剤の使用は、医療における回避可能な有害事象の主要な原因とされており、これらを防ぐことで、世界の総医療費削減にも大きなインパクトをもたらすと言われています。薬を安全に使用するための正しい知識の習得や、投薬関連の事故防止、リスク軽減に向け、医薬品安全に関する情報を患者さん、市民とともに考えていきます。

 附属2病院では、9月1日(木)から「世界患者安全の日」のイベントの一環としてホームページに薬の正しい使い方などに関する情報を掲載し、9月12日(月)からは病院内の各所に、パネル展示を行います。また、センター病院では、9月15日(木)、16日(金)に病院スタッフ及び横浜市立大学の学生ボランティアが、「世界患者安全の日」のテーマカラーであるオレンジ色のTシャツを着用し、病院を訪れる人にチラシを配るなどの活動を行います。

【イベント概要】 別添のチラシ参照
1)病院スタッフ・横浜市立大学学生ボランティアによる情報発信(チラシ配布)
  実施場所:附属病院 2階フロア(予定)
       センター病院 エントランスホール、メディカルモール
  実施日時:附属病院 9月16日(金)
       センター病院 9月15日(木)、16日(金)13時-15時予定
  ※学生ボランティアによる活動は、センター病院のみとなります。
2)薬剤関連のパネル展示
  展示場所:附属病院 病院とシーサイドラインをつなぐ連絡通路
       センター病院 メディカルモール壁面
  展示期間:9月12日(月)~9月22日(木) 
  展示内容:薬剤関連の情報(薬の正しい使い方等)
3)入院患者への理解啓発
  実施日程:9月16日(金)夕食
  実施内容:入院患者対象に『世界患者安全の日』のお知らせと薬剤に関する豆知識を掲載したチラシ
       を夕食膳で配布
4)ホームページへの掲載
  掲載期間:9月1日(木)~9月30日(金)
  掲載内容:『世界患者安全の日』イベントのお知らせと薬剤関連の情報(薬の正しい使い方等)
  URL:https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2022/WorldPatientSafetyDay_20220901.html
  ※9月1日より公開
5)院内職員向けに電子カルテトップ画面への掲載
  掲載予定期間:附属病院 8月25日(木)~9月21日(水)
         センター病院 8月18日(木)~9月15日(木)
  掲載内容:『世界患者安全の日』イベントについて院内職員向けに掲載        
6)広報誌への掲載
  掲載予定日:附属病院『With』 2022年11月発刊号
        センター病院『十全』 発刊時期については現在調整中
  掲載内容:院内外の『世界患者安全の日』の取り組み報告

参考
*1 世界患者安全の日
世界患者安全の日は、患者安全を促進すべく世界保健機関(以下、WHO)加盟国による世界的な連携と行動に向けた活動をすることを目的として、医療制度を利用する全ての人々のリスクを軽減するために2019年にWHO総会で制定された。


 


 

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