留学生と日本人学生が学び合うキャリアデザイン講義 ~横浜市関連企業の課題解決に学生が挑む~
留学生と日本人学生にとっては、多様な価値観を持つ人たちと共に学び、課題解決に向けた建設的な議論の習得ができるだけではなく、本学が位置する横浜市の産業について知ることで将来のキャリアに活かすことができる内容です。本学では、このような学生に対するダイバーシティの取組を進めていきます。
また、本講義は、文部科学省の留学生就職促進教育プログラム*1に認定されたYCU-ADVANCE Programの対象科目としています。(YCU-ADVANCE Program:https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2022/202205xxycuadvanceprogram.html)
【概要】
講義:キャリア形成実習(横浜の産業と企業理解)
内容:横浜市みなとみらい地区の未来予想図を「産業・暮らし・学び」の観点から
考察し、多様性の高いチームで課題解決に向けて議論・アイデアを提案する
担当:国際商学部 安川 文朗教授/キャリア支援コーディネーター 河瀬 恵子*2
場所:横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス
https://www.yokohama-cu.ac.jp/access/satellite_campusmap.html
※講義内で企業訪問を実施する予定です。また、一部オンライン参加する学生もいます。
日程:2022年9月12日(月)~9月16日(金)13:00~17:30
※9月13日(火)は企業訪問を含むため、10:00~16:30を予定
(スケジュール予定)
1.9月12日(月)課題解決手法理解(ワークショップやグループ討議の進め方の講義)
2.9月13日(火)横浜市内企業の事業課題(事業説明と次世代サービスなどの紹介)
テーマ出題企業「株式会社ドコモビジネスソリューションズ」「株式会社マクニカ」
3.9月14日(水)・9月15日(木)グループでのワークショップ
4.9月16日(金)成果発表会、キャリア展望ダイアログ*3
また、ゲスト講師として横浜市関連ゲストや株式会社An-Nahalを予定しています。
本講義は、横浜未来機構*4の事業の一環としてご協力いただいています。
<テーマ出題企業>
新ドコモグループ(NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェア)の法人ブランド。
主な事業内容として、DX活用支援、モバイルやクラウドを活用したソリューション提案を行っており、お客さまとともに社会・産業にイノベーション創出することを目指します。
主な事業内容として、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年では、スマートモビリティ、ヘルスケアなどAIとIoTを活用したデータ・サービス&ソリューションを展開。最先端の技と知をつなぎ、未来社会の発展に貢献する企業を目指します。
<ゲスト講師>
「多様な人材が協働する社会を作る」をビジョンに外国人材を雇用する日本企業のダイバーシティ&インクルージョン推進を支援しています。横浜市立大学の公開講座では全編英語の起業家育成講座を開講し、留学生と日本人学生・社会人がともに学ぶ場作りにも取り組んでいます。
https://an-nahal.com/
【用語説明】
*1 留学生就職促進教育プログラム:
外国人留学生に対する「日本語教育」、「キャリア教育」、「インターンシップ」を一体として提供する質の高い教育プログラムを文部科学省が認定し、当該プログラム修了者が、就職活動において各大学が発行する修了証明書を提示することにより、外国人留学生の国内企業等への就職を一層促進することを目的としています。
*2 担当:
国際商学部 安川 文朗教授:
研究領域は、医療安全の確立に関する医療経済学的研究であり、広島国際大学・同志社大学・熊本大学を経て、2013年より現職。
主な共著書に「医療経済学」(東京大学出版)、「医療安全の経済分析」(勁草書房)「医療を経済する」(医学書院)、「現代社会と紛争解決学」(ナカニシヤ出版)などがあります。
キャリア支援コーディネーター 河瀬 恵子:
文部科学省認定制度「YCU-ADVANCE Program(留学生就職促進教育プログラム)」を中心とした、キャリア形成支援科目、インターンシッププログラムの企画、産官学連携推進を担当。国家資格キャリアコンサルタントを取得しています。
*3 ダイアログ:
対話・問答・会話などであり、お互いの意見を合わせていくことが求められる場面などのことです。
*4 横浜未来機構:
横浜で活動する人々、国内外の人々と連携をしながら、新たなチャレンジに取り組むプレイヤーを応援するイノベーション創出の推進機関です。
https://yoxo-o.jp/organization/