Space CompassとSkyloomが地球観測市場向け光データリレーサービス提供に向けた 新たな協業の検討に合意
今後、両社はSkyloomの最先端通信ネットワークシステム技術を活用し、2024年にアジア上空の静止軌道(GEO: Geostationary Earth Orbit) に光データリレー衛星の初号機を打ち上げ、順次GEO衛星を投入し2026年までに地球をグローバルにカバーしたサービス展開することを視野に、協業に向けた検討を進めます。
国内外の地球観測衛星事業者は特に低軌道(LEO: Low Earth Orbit)において、各社コンステレーション規模の拡大を進めており、それにより膨大なデータ量を生成しています。SkyloomおよびSpace Compassによるシステムは、GEO衛星を経由した光通信により、効率の良い即時伝送が可能となります。
Space Compassは、2022年7月に日本電信電話株式会社(以下、NTT)と、スカパーJSAT株式会社(以下、スカパーJSAT)が設立した合弁会社です。NTTの世界をリードする情報通信技術、スカパーJSATの長年の宇宙事業経験、そして革新的なイノベーションを推進するSkyloomの融合により、最高性能のデータリレーサービスを実現し、お客様に届けます。
Space Compassについて
Space CompassはNTTとスカパーJSATが設立した合弁会社です。代表取締役Co-CEO 堀 茂弘、同 松藤 浩一郎。宇宙統合コンピューティング・ネットワークの構築により、持続可能な社会を実現します。この構想の第一歩として、宇宙データセンタ(宇宙における大容量通信・コンピューティング基盤)、宇宙 RAN(Beyond5G/6G におけるコミュニケーション基盤) の事業・サービスに取り組んでいます。space-compass.com.
Skyloomについて
Skyloomはカリフォルニア州オークランドの通信イノベーターです。Founder & CEO Marcos Franceschini。新しい宇宙通信インフラ基盤を開発、構築、運用することで地球規模のデータ伝送サービスを提供します。私たちの持つ宇宙光通信に関する高い技術力により、リアルタイムのデータ伝送を実現し、最新の情報を必要とするお客様のサービス拡張に貢献します。www.skyloom.co