世界の医療団（特定非営利活動法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン）は、紛争や自然災害、貧困、差別などで医療を受けられない人々に医療を届け、将来にわたって医療を受けられるよう活動する国際NGOです。東京・池袋では、住まいを持たない方や生活が不安定な方のために、第2土曜日と第4土曜日に、炊き出しに合わせて医療相談会の開催や新型コロナウイルス感染症の予防キットの配布などを行っています。
昨年10月と11月には、豊島区と連携し、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種会を2回開催。希望する64名が2回の接種を受けることができました。
そして今回、6月25日（土）に、下記の要領で、3回目の接種会を開催します。
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日時：6月25日（土）　18：00～
場所：東池袋中央公園（東京都豊島区東池袋3-1-6）
対象：去年11月に炊き出しの接種会（池袋保健所）で打った方、または、他で2回接種してから6か月たった方。　※2回未満の方には別途ワクチン接種を案内
予約：炊き出し相談会 16：00～（6月11日／東池袋中央公園）と夜回り21：00～（6月15日、22日／池袋駅前公園）で受け付け。接種券引換証をお渡しします。
必要なもの：もしあれば、名前・生年月日がわかるもの（なくても予約可能）、2回接種したことがわかるもの（11月の池袋集団接種会で受けた方は不要）
接種するワクチン：モデルナのワクチン
ワクチンに関するお問い合わせ：豊島区ワクチンコールセンター　電話0120-567-153（毎日9：00～18：00）

詳しくは「新型コロナウイルス ワクチン接種の流れ」をご覧ください。
https://www.mdm.or.jp/mdm/cont/uploads/2022/06/20220625_HFTP_vaccination.pdf -----------------------------------------------------------------------------
誰もが等しく生まれながらに持つ「健康への権利」は、貧困や差別によって脅かされることがあってはなりません。特にパンデミック下においては、「すべての人が安全でなければ誰も安全でない」のです。そして、すべての人が医療を受けられるようになるためには、行政と連携した社会の仕組みづくりや、当事者の声を拾って伝えていく取り組みが欠かせません。第1回と2回の接種会は、ホームレス状態にある人々へのアンケートからスタートしました。第3回のワクチン接種会は、その延長線上に位置づけられる取り組みになります。