オージス総研とスタートアップのRATHが資本業務提携 AIを用いた技術開発と「ヒトに寄り添う会話型AI事業」で連携

株式会社オージス総研

株式会社オージス総研(代表取締役社長:中沢正和、以下「オージス総研」)と、Partner AI事業を行う株式会社RATH(代表取締役社長:原田謙一、以下「RATH」)は、2022年3月に資本業務提携契約を締結しました。

オージス総研は大阪ガス株式会社(代表取締役社長:藤原正隆、以下「大阪ガス」)の100%子会社であり、大阪ガスの基幹システムの開発・運用に加え、製造・金融・公益など多くのお客さまに対してITシステムに関する開発やコンサルティングを提供しています。画像認識AI(※1)や自然言語処理AI(※2)を用いた技術開発にも力を入れており、近年ではAIをはじめとするデジタル技術を用いてDX推進に寄与する活動を強化しています。

RATHは「Radiant AI together with HUMAN」のビジョンのもと、ヒトを理解し、寄り添い続けるPartner AIを創造し、一人一人がより良く生きていける世界の実現を目指しています。Partner AIは、ヒトの1日24時間の営みに寄り添うデジタル個人秘書となるAIであり、自然な会話に加え、動画視聴やゲームプレイなども一緒に楽しめる世界観を提供します。

両社は自然言語処理などのAI技術を用いた技術開発、Partner AI事業で連携を進め、その第一歩として、ヒトの趣味嗜好を理解し、話すほど理解を深め、いつでも話し相手となってくれるAIを開発しており、まずはエンターテインメント領域や介護医療領域に対して、AIが話し相手となる新しい未来型サービスの提供を目指していきます。さらには今日注目を集めている仮想空間メタバースにおけるガイドや店員等への展開も含め、AIがコミュニケーションを代行することで労働力不足に関する社会課題解決の一助となるべくソリューション展開を進めていきます。

※1:画像認識AIは人間の目の代替を目指す技術。例えば、画像や映像の中に何が映っているか、どんな状態か、などを識別可能。
※2:自然言語処理AIは人間が扱う言語をコンピュータに処理させる技術。
例えば、文意の類似度の判断、文章の要約、文章の生成(直前までの文章を踏まえた続きの文章の生成)などが可能。

◆株式会社オージス総研について https://www.ogis-ri.co.jp/
本社:大阪市西区千代崎3丁目南2番37号
設立:1983年
資本金:4.4億円(大阪ガス株式会社100%出資)
業務概要:オープンソースソフトウェアの活用・オブジェクト指向技術・クラウドサービス関連技術・アジャイル開発技術・データセンター運用やこれをベースにしたクラウドサービス・エンドポイントを中心としたセキュリティなど、大阪ガスの基幹システム開発から運用までを一貫して提供しており、他にも製造・金融・公益など全国で幅広い実績を有しています。近年ではデータ分析、IoTおよびルールモデリングを重視したルールベース開発 (BRMS)に注力する他、デザイン思考やアジャイル開発のノウハウを活かしたDX支援コンサルティング、行動観察を活用した新価値創造コンサルティングを提供しています。

◆株式会社RATHについて https://rath.co.jp/
本社:東京都中央区銀座7丁目13番6号
設立:2019年
資本金:1,000万円(2022年2月末時点)
業務概要: Partner AIを用いたサービス開発やビジネスプロデュース、AI技術を用いた受託開発やコンサルティングを提供しています。
 

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