【ニュースレター】カジュアルに「グラベル」を楽しむ e-Bike を提案
1月中旬に開かれた「新型電動アシスト自転車(e-Bike)発表会」。このトークセッションで「グラベル」という聞き慣れない言葉について説明を加えたのは、3月10日に発売を控えた新製品「WABASH RT(ワバッシュ アールティ)」の商品企画を担当した黒沢大介さん(当社SPV事業部)です。「WABASH RT」は、日本ではまだなじみの薄い「グラベル」の楽しみ方を広く提案するe-Bikeです。
グラベルライド愛好者の多い欧米では、自転車にキャンプ道具を積んで冒険ライドを楽しんだり、仲間たちとともに素敵な景色を求めて林道を走る楽しみ方が広がっています。「WABASH RT」は、そうしたスタイルをより快適に楽しめるよう、オンロードの快適性とオフロードの走破性、さらにはバイクバッグやボトルゲージといったアクセサリー類を装着するための機能を満載したモデルです。
カジュアルに「非日常」の楽しい時間を
「たとえば、東京周辺のフィールドだったら(どう遊ぶ)?」という質問に対して、即興で「そうですね、都心に近い自宅から出発したとして、多摩川の河川敷をずっと上って、道草したり、途中で仲間と合流したりしながら、奥多摩の秘境のキャンプ地をみんなで目指すなんてどうでしょう?」とモデルプランを披露した黒沢さん。「カジュアルだけど非日常的。きっと、アドベンチャー要素も含んだ楽しい時間を過ごせると思います」と続けます。発表会の当日は、セレクトショップ「FREAK’S STORE」とコラボしたフル装備のコンセプトモデルも紹介されました。
一方、もう一つのニューモデル「CROSSCORE RC(クロスコア アールシー)」は、「WABASH RT」と共通構造のフレームとドライブユニットを搭載したクロスバイクです。都市部での日常的なコミューティングから週末のレジャーまで、幅広くオールマイティにこなすe-Bikeです。
「グラベルをe-Bikeで楽しむスタイルは、すでに欧米では顕在化しています。健康、脱炭素、人とのつながり、そしてファッション性といったさまざまな視点でいまの時代にフィットしているとも感じていますので、日本でもきっと支持をいただけるだろうと期待しています」と黒沢さん。「近い将来、グラベルと聞いただけで使い方までイメージしていただけるよう、シーンを大切に育てていきたいと思います」と話してくれました。
■広報担当者より
「新型電動アシスト自転車(e-Bike)発表会」では司会を務めさせていただきました。会場やオンラインでご参加いただいた報道関係の皆様に、「グラベル」という概念やスタイルをしっかりお伝えできるか少し不安でしたが、終了後「グラベルとe-Bikeの相性は良さそう」「ヤマハ発動機は先駆けとして頑張って欲しい」とお声がけくださる方もいて、強い手ごたえをつかむことができました。こうしたスタイルが定着していくよう、広報も力を発揮していきたいと思います。
■新型電動アシスト自転車(e-Bike)2モデルを発売(リリース)
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2022/0113/e-bike.html