駒澤大学(東京都世田谷区/学長:各務洋子)は2022年1月から、キャンパス内の個室トイレ24箇所にオイテル株式会社(東京都港区)の生理用品ディスペンサー「OiTr」(オイテル)を設置する。これは商業施設や学校、公共施設などの個室トイレに生理用品を常備し、無料で提供するサービス。同大は今年度「生理用品支援プロジェクト」を通じてジェンダーギャップの解消に取り組んできたが、「OiTr」の設置により生理にともなう様々な負担に苦しむ学生への継続的なサポートを実現する。
駒澤大学では今年度、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている学生等を支援するため、「食料品・生理用品支援プロジェクト」を展開している。
7月と11月には、生理用品が買えない「生理の貧困」が社会問題となっていることを受け、生理用品の無料配付を実施。また、学生アンケートの結果などを参考に、9月からは一部女子トイレに生理用品配布ボックスを設置している。
同大は学生へのサポートを恒常的なものとするため、オイテル株式会社と協力し、2022年1月から生理用品ディスペンサー「OiTr」を設置。生理にともなう様々な負担に悩む学生を継続的に支援していく。
なお、この取り組みはSDGs Goal 1(貧困をなくそう)、3(すべての人に健康と福祉を)、5(ジェンダー平等を実現しよう)に貢献するもの。同大では誰もが安心して学べる環境整備を目指す。
(駒澤大学公式サイト内関連ページ)
・食料品・生理用品支援プロジェクト
https://www.komazawa-u.ac.jp/campuslife/scholarship/compassion/
(関連記事)
・駒澤大学が7月12日~16日まで生理用品を無償配布 -- 学生の実態に関するアンケート調査も実施(2021.07.14)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-46278.html
・駒澤大学が11月15~19日まで食料品・生理用品支援プロジェクト第3弾「食べて、学んで、SDGs」を実施 -- 食料品や文具、生理用品などを無料で配付(2021.11.09)
https://www.u-presscenter.jp/article/post-46999.html
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