【ニュースレター】意識変革!企業チームから「日本一のプロクラブ」へ
「プロクラブ」としての意識変革
「僕らのビジョンは、はっきりしています。それは静岡から世界を魅了する、日本一のプロフェッショナルラグビークラブをつくること。静岡県の皆さんや幅広い支援企業の皆さんに、僕らはどんな貢献ができるのか? 選手同士で話し合いを重ねることで意識もがらりと変わりました」
2022年1月7日に開幕する新リーグ、ジャパンラグビー リーグワン。ヤマハ発動機ジュビロを前身とする静岡ブルーレヴズは、12チームで構成される最高峰のディビジョン1に所属し、開幕戦ではトヨタヴェルブリッツと対戦します。
新時代の幕開けを前に、クラブの未来を冒頭のように語ったのはロックの桑野詠真選手。昨季は開幕前に靭帯断裂の大けがを負いリハビリに明け暮れただけに、新リーグにかける思いも人一倍強いようです。
桑野選手は、当社社員としてコーポレートコミュニケーション部に所属し、社内イントラネットの運営・管理などを担当しています。新リーグ発足後もそれは変わりませんが、「勤務形態が変わって、業務時間が変則的になります。もちろん仕事の質をいままで以上に濃くしなくてはならないし、負担をかけてしまう職場の皆さんには勝利を届けることで喜んでもらいたい。それも大きなモチベーションにしたい」と話します。
経営から選手まで「目標を共有」
企業チームからプロクラブに移行することで、取り巻く環境も大きく変わります。その一つが静岡県全域に広がったホストエリアです。
「県内の小学校を巡回してラグビー体験会を開いているのですが、西部地域の子どもならほとんどが(前身の)ヤマハ発動機ジュビロのことを知っています。でも、東部の学校ではだいたいクラスに2~3人程度」と桑野選手。だからこそ「そうした地域にラグビーの魅力や文化を拡げていく使命を感じています」と話します。
もう一点、意識変革の大きなきっかけとなったのは、クラブ経営に関する情報共有でした。チケットの売上やスポンサー収入、さらにはグッズ販売に至るまで、経営トップから選手たちまでその目標が共有され、「身が引き締まった」と桑野選手。「クラブは非常に高い目標を設定しています。その目標を実現していくためには、僕らは結果を出し続けていくしかありません。これまでとは違う種類の緊張感を持って、新リーグに挑んでいきたいと思います」と続けます。
伝統的なヤマハラグビーの文化、フィジカルやスクラムを強みにしながら、アタックで新たなチャレンジに取り組むブルーレヴズ。「まだまだ課題はありますが、それができた時はこれまでにない強さを感じます。その再現性を高めることで、見ている方にとっても楽しいラグビーをお届けしたいと思いますので、ぜひスタジアムで応援をお願いします!」
■広報担当者より
桑野選手は、同じ部門で働く私たちの同僚です。昨シーズンは大きなけがで一度もグラウンドに立つことができませんでしたが、懸命のリハビリによって万全のコンディションで新リーグの開幕を迎えられそうです。クラブが目指す姿を実現できるよう、私たちもいままで以上に応援したいと思います!
■静岡ブルーレヴズ https://www.shizuoka-bluerevs.com/