Baylor GeneticsとSRLによる ゲノム医療における全ゲノム/エキソーム解析の技術移管を目的とした ライセンス契約締結について

H.U.グループホールディングス株式会社

 当社の連結子会社である株式会社エスアールエル(代表取締役社長:東 俊一、本社:東京都新宿区、以下「SRL」)と当社の持分法適用関連会社であるBaylor Genetics(CEO:瀧嶋健吾、本社:米国テキサス州ヒューストン、以下「BG社」)は、BG社が米国内で提供している臨床目的のWhole Genome Sequencing(全ゲノム解析、以下「WGS」)、およびWhole Exome Sequencing(全エキソーム解析、以下「WES」)サービスについて、SRLへの技術移管を目的としたライセンス契約を締結しましたのでお知らせします。

 BG社は、米国内において研究目的のみならず臨床での使用を目的としたWGS、およびWESサービスを提供しています。SRLは、BG社が持つ高品質なサービスを医療機関や研究機関等へ提供し臨床応用されてきた実績をもとに、BG社から疾患に関連する遺伝子異常を特定する解析手法の技術・ノウハウの提供を受けることで、日本国内での当該サービスの早期実用化を目指してまいります。


<BG社について>
 長年にわたって個別化医療領域をリードしてきたベイラー医科大学とH.U.グループホールディングスとの共同出資によって設立された会社で、米国50州と16ヵ国の医療機関、研究機関等へ先進的な遺伝子検査サービスを提供し続けています。

<Whole Genome Sequencing/Whole Exome Sequencingについて>
 WGS(全ゲノム解析)、WES(全エキソーム解析)は、ヒトゲノムの遺伝情報を網羅的に解析し、疾患の原因や医療上の概念に関連する患者のDNAの変異を特定する、包括的な遺伝子検査の一つです。特定の疾患に特異的な遺伝子変異を特定することによって、患者個人レベルでの最適な治療方法を分析・選択する個別化医療の推進や、医療ビックデータと組み合わせることによって疾患の原因解明や新薬の開発など、大きな成果が期待されています。
 
以上

 

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