CDP「気候変動レポート2021」でリーダーシップレベルの評価を獲得
CDPは、全世界の13,000社以上の企業を対象に調査を行い、企業が気候変動や森林減少、水のセキュリティといった問題に対し、どのように効果的に対応しているかをそれぞれAからD-のスコアで評価するものです。当社は、「気候変動」の分野において評価を受けました。
当社は、CDPの気候変動プログラムの質問書に対し、2019年に初めて回答し、アウェアネスレベルである「C」の評価を2年連続で受けていました。また、2021年10月には、温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「Business Ambition for 1.5℃」および「Race to Zero」へ署名・参画し、同年11月には、TCFD※2提言への賛同およびTCFDコンソーシアムへの参画を表明しており、これらはいずれも検査・関連サービス業界※3としては初めての試みとなります。今回のCDP「気候変動レポート2021」での「A-」獲得は、当社グループの気候変動に対する取り組みを客観的に高く評価いただいた結果と考えます。
当社グループは、今回の評価を受け、気候変動に対する取り組みをさらに加速するとともに、当社グループの掲げる「サステナビリティの考え方」に基づき、本業を通じて社会課題の解決に取り組み、幅広いステークホルダーとの良好な関係構築に引き続き努めてまいります。
※1 2000年に英国で発足した非営利団体。各国投資家等の支援を受けて運営されており、民間企業を対象とした気候変動などの調査を実施し、企業のガバナンス、リスクと機会、事業戦略、目標と実績など13の項目で評価し、最高位「A」から最低位「D-」の8段階で格付けする
※2 Task Force on Climate-related Financial Disclosure の略称で、主要国の中央銀行や金融規制当局などが参加する国際機関である金融安定理事会(FSB)によって2015年に設立されたタスクフォース
※3 主に臨床検査の受託サービス事業を行う企業から構成される業界
以上