DoubleVerify、Yahoo! JAPANが広告主を不正トラフィックから守る国内初となるリアルタイム不正解析機能の運用を開始
2021年12月2日 – デジタルメディア測定、データおよび分析向けソフトウェアプラットフォーム企業のDoubleVerify(本社:ニューヨーク、CEO:マーク・ザゴースキー、以下DV)は、ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)の広告サービス「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」における標準機能であるトラフィック クオリティ管理機能を強化するべく、DVのアドフラウドおよびブランドセーフティソリューションをプラットフォームレベルで連携させました。2020年10月にYahoo! JAPANとの提携発表後、両社はYahoo!広告の要求仕様に合わせ、DVのソリューションを連携させるため、詳細な調整を続け、密接に連携してきました。本発表により、Yahoo!広告を利用するすべての広告主は、詐欺や悪意のある危険な不正トラフィック全般から保護されることとなります。
このたびの両社のプラットフォーム連携によって実現したリアルタイム配信制御システムでは、DVがプラットフォーム上のトラフィックに対して不正判定を実施することで、Yahoo! JAPANのポリシーに基づいたブランドセーフな環境下で広告が配信されることを保証するものです。
Yahoo! JAPANのメディア統括本部 トラスト&セーフティ本部長である一条裕仁氏は、次の通り述べています。「インターネット広告の透明性とマーケットの健全化を重大な責務であると認識している当社では、アドフラウド制御、ブランドセーフティの保護は広告主に安心して広告プラットフォームを使ってもらうために必要不可欠だと考えています。今後もDoubleVerify社とのパートナーシップのもと、広告プロダクトの品質向上に向けて積極的に取り組んでいきます」
DVが8月に発表した『2021グローバルインサイトレポート』からも、ポルノグラフィ、テロリズム、ヘイトスピーチなどの不愉快なコンテンツの傍らに広告が表示されることは、どのブランドにとってもブランド毀損のリスクとなり得るため、広告主が出稿先のWebメディア環境や消費者に与えるブランドイメージの適性を、これまで以上に詳細に管理する必要性が高まっていることが明らかとなっています。また、増加の一途であるプログラマティック広告配信におけるブランドセーフティ制御を強化するためにも、リアルタイムでの広告トラフィック解析は不可欠となっています。
DoubleVerifyの日本代表・カントリーディレクターである武田隆は、次のように述べています。「様々なデジタルサービスが加速度的に拡充される今日において、最適な広告運用環境を提供できるパブリッシャーこそが、デジタル広告の投資効果を最大化でき、広告主から優先的に選ばれる世界へと着実に変化しています。広告主にとって技術的に信頼のおける広告プラットフォームが充実することは、広告主およびパブリッシャーのビジネスの活性化のみならず、最終的にはユーザーの便益にも直結するため、非常に重要な懸案事項と言えます。ヤフー株式会社様の広告配信プラットフォームとの連携を通じて、Yahoo!広告が広告主とユーザーにとって、さらに魅力的なサービスへと進化し、デジタル広告のエコシステムの透明性と健全性の向上に貢献できるよう引き続き邁進してまいります」
DoubleVerifyは2008年にアドベリフィケーションを提供する企業として創業。現在、デジタルメディアの測定とデータ分析におけるソフトウェアプラットフォームとして、サービスを提供しています。DoubleVerifyは、米国の認証機関であるMRC(Media Rating Council)の認定や、世界的な不正行為防止および著作権侵害防止に関するTAG(Trustworthy Accountability Group)認証など、数多くの評価基準認定を取得しており、デジタル広告市場の安全性と透明性の向上に貢献してきました。日本においても、2021年11月にJICDAQ(一般社団法人デジタル広告品質認証機構)より「ブランドセーフティ認証」および「無効トラフィック対策認証」の2つの認証を受けており、広告主およびデジタル広告運用に関わるすべてのステークホルダーの活動に信頼と安全性を担保するべく支援を行なっています。
DVのアドベリフィケーション・ソリューションについて、詳しくはこちらまでお問い合わせください。
japan@doubleverify.com
DoubleVerifyについて
DoubleVerifyは、デジタルメディア測定、データおよび分析のグローバルソフトウェアプラットフォームです。私たちのミッションは、デジタル広告のエコシステムをより強く、より安全に、よりセキュアにすることで、デジタルメディアの買い手と売り手の間の公正な価値交換を確保することです。フォーチュン500社のうち数百社もの広告主が、DoubleVerifyの公平なデータと分析を利用して、キャンペーンの品質と効果を高め、デジタル広告への投資対効果(ROI)の最大化を図っています。
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