東北6県と新潟県におけるインフラ事業の業務効率化および地域課題解決の取り組みに関する連携協定の締結について
なお、業務の効率化や地域の課題解決に加え、平時からの情報交換や災害時の対応なども含め、事業における包括的な連携を図るための協定を電力、通信の両インフラ事業者が締結するのは、全国でも初めてとなります。
【協定の概要】
1.目的
(1)社会インフラとして重要な役割を担う電力、通信の持続的で安定的な供給の達成に向けて連携して
業務効率化を実現すること
(2)情報連携強化等によりサービス品質や災害対応力を向上すること
(3)地域社会に、課題解決や持続的な発展に寄与する具体的な価値を還元すること
2.連携事項
(1)インフラ設備の建設工事や保全作業など、各社に共通する既存の事業分野においてデジタルトラン
スフォーメーション(DX)を推進し、それぞれが持つ知見やスキル、ツール・システムを共有す
ることで、業務効率化を実現する
(2)インフラ設備に関する様々な情報の連携を強化し、平時における各種設備工事の申請対応の迅速化
等お客さま対応やサービス品質の向上を図るとともに、災害時における設備の早期復旧等を実現す
る
(3)未来志向の連携により、各社で技術・情報・人材等の交流を行うとともに、将来的には各社の保有
するアセット活用等も通じ、地域課題の解決や地域活性化に貢献する具体的なサービスを創造する
東北電力および東北電力NWとしては、本協定を通じて、基盤事業である電力供給事業のさらなる競争力強化を図るとともに、NTT東日本とそれぞれのノウハウを持ち寄り、地域の皆さまの豊かな暮らしや地域の課題解決につながる新たな価値の提供を行うなど、スマート社会実現に向けた取り組みを加速させてまいります。
NTT東日本としては、本協定を通じて、東北電力、東北電力NWとそれぞれのノウハウを持ち寄り、情報通信事業のさらなる競争力強化を図るとともに、地域のみなさまとのつながりを大切にしつつ、様々な地域社会の課題解決に取り組み、地域のみなさまへ新たな価値を提供していけるよう今後も取り組んでまいります。