大谷大学が11月から「2021年度後期生涯学習講座」を開講 -- 9月22日から申し込み受け付けを開始

大谷大学

大谷大学(京都市北区小山上総町/学長:木越康)は11月から2022年1月にかけて、2021年度後期生涯学習講座を開催。今回は、「シリーズ 親鸞の和讃に学ぶ(7)『高僧和讃』―道綽讃・善導讃―」「シリーズ 人物からみた仏教(7)―仏弟子の阿難・摩訶迦葉と第一結集―」「日本で活躍する新華僑・華人の現在~多様性を求めて」の3講座をオンライン(録画配信)で開講する。9月22日(水)から申し込み受け付けを開始(要事前申し込み)。視聴期間や定員等は講座によって異なる。  「シリーズ 親鸞の和讃に学ぶ」は、親鸞の著した和讃(和語による仏教讃歌)のうち「浄土和讃」「高僧和讃」「正像末和讃」の「三帖和讃」について同大の教員が解説するシリーズ講座。第7回となる今回は、真宗学を専門とするMichael J. Conway准教授が講師を務め、「高僧和讃」の中でも道綽と善導を讃える和讃について、典拠となっている二人の著作と照らし合わせつつ解説していく。  「シリーズ 人物からみた仏教」では、仏教の中に登場するさまざまな人物の個性豊かな人物像について解説している。第7回となる今回の講座は、仏教学を専門とする戸次顕彰講師が担当。仏弟子である阿難と摩訶迦葉の人物像を中心に、釈尊入滅の直後に開催されたと伝えられる「第一結集」について学ぶ。  また「日本で活躍する新華僑・華人の現在~多様性を求めて」では、中国文学を専門とする李青教授が、日本社会における新華僑・華人の生き様や自己認識、異文化下で生まれた華人文学の有りようやライフスタイル、言語事情などについて複眼的な視点から考察。多様な人たちと関わりあいながら暮らす私たちの在り方について考える機会とする。 ◆2021年度後期生涯学習講座 概要 ■開放セミナー/シリーズ 親鸞の和讃に学ぶ(7)「高僧和讃」―道綽讃・善導讃―(全6回)  「高僧和讃」において親鸞は、念仏の教えを明確に示した七名の高僧を取り上げ、浄土教の形成過程における教学的貢献を讃えています。  そこでは、インド・中国・日本で活躍した七高僧の書物に基づきながら、その思想が如何に念仏による救済の内実を明らかにしたかということを和語の詩として提示しています。  今回の講座では、親鸞が道綽と善導を讃える和讃を、親鸞の和讃の典拠となっている二人の著作に照らし合わせつつ読んでいきます。 【視聴期間】 2021年11月19日(金)~2022年1月17日(月)まで 【受講料】 8,000円(税込) 【定 員】 50名程度 【申込締切】 10月15日(金)17:00必着  *受講決定につきましては、10月25日(月)以降に書面にて連絡します。 【各回のテーマ】 〔1〕道綽讃(1) 〔2〕道綽讃(2) 〔3〕善導讃(1) 〔4〕善導讃(2) 〔5〕善導讃(3) 〔6〕善導讃(4) 【講 師】  Michael J. Conway/大谷大学准教授(真宗学)  https://www.otani.ac.jp/kyouin/nab3mq000003w4e2.html ■紫明講座/シリーズ 人物からみた仏教(7)―仏弟子の阿難・摩訶迦葉と第一結集―(全3回)  釈尊入滅の直後、500人の阿羅漢が集まり、釈尊の説いた教えを未来へ残すべく、仏説を確認するための会議が開催されたと伝えられています。  いわゆる「第一結集」です。舎利弗や目連がすでにこの世を去っていたこの時、仏弟子たちの混乱を収束するために立ち上がった摩訶迦葉、釈尊の近くで多くの教えを聞いていた阿難、この二人の仏弟子を中心に会議が開催されました。  この講座では、摩訶迦葉と阿難の人物像を中心に、未来へと仏道が伝承されていく出発点となった第一結集について学んでいきたいと思います。 【視聴期間】 2021年11月24日(水)~2021年12月30日(木)まで 【受講料】 4,000円(税込) 【定 員】 50名程度 【申込締切】 10月20日(水)17:00必着  *受講決定につきましては、10月28日(木)以降に書面にて連絡します。 【各回のテーマ】 〔1〕釈尊の入滅と仏弟子・阿難 〔2〕摩訶迦葉の人物像 〔3〕第一結集の開催―そして仏法は未来へ― 【講 師】  戸次 顕彰/大谷大学講師(仏教学)  https://www.otani.ac.jp/kyouin/nab3mq000007fm49.html ■紫明講座/日本で活躍する新華僑・華人の現在~多様性を求めて(全3回)  1980年代初頭から中国は本格的に改革開放政策を実施し、中国社会はダイナミックに発展し続けています。  国策留学から、日本を含めた欧米各国への自費留学がブームとなり、多くの若者が海外に赴くようになりました。  こうした大きなうねりを背景として、日本に現れた新華僑・華人の動向にスポットライトを当て、日本社会における彼らの生き様や自己認識、異文化下で生まれた華人文学の有り様、ライフスタイル及び言語事情を複眼的な視点から考察します。  今、この瞬間も世界とつながっている日本と、そこで多様な人たちと関わりあいながら暮らす私たちの在り方について考えます。 【視聴期間】 2021年12月2日(木)~2022年1月7日(金)まで 【受講料】 4,000円(税込) 【定 員】 50名程度 【申込締切】 10月25日(月)17:00必着  *受講決定につきましては、11月2日(火)以降に書面にて連絡します。 【各回のテーマ】 〔1〕新華僑・華人からみる生活表象のアイデンティティ 〔2〕越境する華人作家―楊逸を読む 〔3〕華人の言語環境「華語」 【講 師】  李 青/大谷大学教授(中国文学)  https://www.otani.ac.jp/kyouin/nab3mq0000004341.html   ※最新の情報はホームページを参照。  http://www.otani.ac.jp/syougai_g/index.html ▼本件に関する問い合わせ先 企画・入試部 入学センター 後藤 智道 住所:603-8143 京都市北区小山上総町 TEL:075-411-8114 FAX:075-411-8160 メール:nyushi-c@sec.otani.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ