武蔵野学芸専門学校高等課程の産学連携プロジェクトによる「サントリーコニュニケーションズ株式会社デザイナーによる特別授業」を開催

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大学通信から中学・高校のニュースリリースをお送りします。 武蔵野学芸専門学校高等課程(武蔵野市)では、高等課程での美術教育の中で「Art thinking 」と「Design thinking」を学び、社会で活躍できる人材を育成している。今回の授業ではデザインの現場を知るための教育プログラムを実施した。  授業は、サントリーコニュニケーションズ株式会社デザイナー村井源氏によって授業が行われた。授業では「デザイナーになるってどんな感じ?」をテーマに村井氏が手がけたデザインを中心として講義をした。  講義は村井氏の美術予備校時代の話からスタートし、予備校での美術進学教育が今のデザイナーとして自分にどのような影響を与えていたかを話していただいた。また、Fast moving consumer goods(日用消費財)をデザインする上で村井氏が大切にしていることや日常生活を俯瞰して面白いものをどのように考えるか、また売れるものをどのような工程でデザインしていくのかを講義していただいた。商品ができるまでの観察→仮説→検証→考察といった流れは生徒たちにとって、日々の制作の中で少なからず感じている内容だった。  企業で活躍するデザイナーの言葉を生徒たちが直接聞くことができる環境が、いま学んでいることが実社会とどのようにつながっているかに気付くことで、学校で学ぶことの大切さを再認識しながら学習を重ねることができる教育が武蔵野学芸専門学校にはある。  この多様な教育活動が、生徒たちが将来の目標に向かっていく原動力になっている。  サントリーコニュニケーションズ株式会社デザイナー村井氏が、講義の中で語った美大進学についても本校高等課程で入学した1年生から学ぶことができる。  本校が設置する美大進学コースでは、独自のカリキュラムと教育メソッドにより、日本全国の美術大学進学に対応した進学指導を受けることができる。同校学校長の三上慎之介氏は都内有名予備校に25年勤務し、校長を歴任しながら、東京芸術大学に200人以上送り出してきた美大進学のエキスパートである。三上氏は「美大進学教育は合格するための技術も必要だが、大切なのは個性の成長とさまざまなものを観察できる力がアートにはもっとも必要だ」と語っている。  近年、欧米諸国の教育に取り入れられているSTEAM教育(STEAM教育とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念)では、知る(探求)とつくる(創造)のサイクルを生み出す分野の横断的な学びを生み出し、この中でArt(芸術)によってさまざまな課題を見つけ、クリエティブな発想で問題解決を創造、実現できる人材を育成している。1、2年時では「観察する」「考える」「構成する」「表現する」の4つプロセスを大切にしながら特徴ある授業を展開し、3年次には徹底した美大進学授業を展開することで、毎年、東京藝術大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学などへの進学者を多数輩出していることが特徴だ。  美術教育とは社会との連携、歴史とのつながり、身の回りにある事象すべてがクリエティブな発想を生み出す源になることを知ってもらう教育だ。そして、本当の美術教育の中からこそ優秀な人材を育成できると三上氏は語っている。 ▼本件に関する問い合わせ先 武蔵野学芸専門学校 入試広報 坂本真奈美 住所:東京都武蔵野市1丁目27-2 TEL:0422-50-1177 メール:info@musagei.p 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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