IDECとアルプスアルパイン、合弁契約を締結

アルプスアルパイン株式会社

両社の知見を活用しFA・産業機械分野に最適な製品を提供することで
高収益事業の確立を目指す

 2021年7月30日(金)、IDEC株式会社(代表取締役会長兼社長ː舩木 俊之、本社ː大阪市淀川区、以下「IDEC」)と、アルプスアルパイン株式会社(代表取締役社長 執行役員:栗山 年弘、本社:東京都大田区、以下「アルプスアルパイン」)は合弁契約を締結しました。2021年9月に合弁会社を設立し、HMI(Human Machine Interface)領域における両社の知見を活用した製品開発と最適なソリューション提案により、高収益事業の確立を目指します。

 近年FA(Factory Automation)は大変革期を迎え、ロボティクスをはじめとする技術の進歩により、スマートファクトリーへの転換がグローバルで急速に進展しています。さまざまな技術が融合し、業種・業界の枠組に捉われない新たなビジネスモデルが生み出されるなど、急速に変化する事業環境に対応するためには、異なる特徴・強みを持ちつつ、互いを補完する​ビジネスパートナーとの協業が有効であると考え、IDECとアルプスアルパインはそれぞれのHMI、安全、センシング及び無線・通信などにおける知見を活用し、FA・産業機械分野に向けた新製品の開発及びソリューション型ビジネスモデルを確立することを目的として、合弁会社を共同出資で設立することに合意しました。
 
 設立する合弁会社では、双方の強みを活かした産業機械向けの事業立案・製品企画、製品開発、並びに製造・販売を行います。新会社で開発する新製品は2022年度の市場投入を目指しています。

 IDECとアルプスアルパインは今後も、本合弁会社を軸にHMIや安全を中心とする製品開発などに共同で取り組み、業界ニーズに対応した製品・ソリューションの提供に向けた開発を加速させていきます。



IDEC株式会社について

 FA分野を中心とした制御機器の総合メーカーとして、創業以来、制御技術や安全技術を核とする、人と機械をつなぐHMIを中心とした多様な製品を開発・生産・販売し、さまざまな分野で制御ソリューションの提案を行っています。制御用操作スイッチでは、国内シェア約50%のトップシェアを持っています。近年では人とロボットが協働する時代を見据え、IDECの強みである安全関連機器や安全システムを軸とした協調安全ロボットシステム事業にも注力しており、「人と機械の最適環境の創造」により多様化する社会課題の解決に貢献することで、持続可能な成長を目指しています。


アルプスアルパイン株式会社について

 アルプスアルパインは1948年の創業以来、数多くのFirst 1・Number 1製品を生み出してきた電子部品及び車載情報機器のメーカーです。スイッチやセンサ、データ通信モジュール、タッチ入力パネル、アクチュエータなどのデバイス製品から、車載向けカーナビゲーションシステムやカーオーディオなどのコンシューマ向け製品、スマートフォンアプリやブロックチェーン技術を活用したデジタルキー、遠隔モニタリングなどのシステムやサービスなど、約40,000種類の製品・ソリューションを世界各国約2,000社のお客様へ提供しています。

以 上
 

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