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淑徳大学(学長:磯岡哲也、以下、本学)と千葉県立我孫子高等学校(校長:千葉和也、以下、我孫子高校)は、3月26日に高大連携に関する連携協定を締結しました。協定式は、3密を防ぎながら短時間で行うなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対策を徹底しながら本学で実施しました。
なお、本学千葉キャンパスとしては、昨年度に千葉県立生浜高等学校との教育連携、今年度に千葉県立千葉南高等学校と高大連携協定を締結し、3校目の連携協定の締結となります。
今回、本学と我孫子高校との間で「高大連携に関する協定」を締結することで、特に我孫子高校が重点的に取り組んでいる教員養成の分野において、高等学校と大学との双方が有する資源を活用し、定期的な協議を進めながら、大学進学後の「学び」につながる高校生の「学び」を創り上げていくことで、教員養成・輩出を通じ、千葉県全体の教育力の向上に貢献していく予定です。
我孫子高校は、千葉県教育委員会「県立学校改革推進プラン・第3次実施プログラム」の対象校となり、「教員基礎コース」が、2017年度から先行実施され、2018年度より「教員基礎コース」が設置されました。「教員基礎コース」は、「教育に関心を持ち、将来教員を目指す生徒が、教員としての基礎的な素養を身に付けるとともに、夢や意欲、職業意識等を育む」ことを目標に掲げ、教員養成系大学や教育機関等との幅広い連携による出前授業や特別講座、大学の講義体験、学生との交流会などを実施し、専門的な学びを通して教員になるための基礎を学ぶこと等に取り組んでいます。
一方の淑徳大学は、以前より特別支援学校教員養成に力を入れており※、双方で何か連携して取り組むことができないか検討を重ねた結果、このたび高大連携協定の締結に至りました。
※淑徳大学は、特別支援学校教員の採用数において全国一位で紹介されています。(2020年4月発刊の『大学ランキング2021』(株式会社朝日新聞出版))
協定書に基づき、以下の連携事業を推進してまいります。
(1)我孫子高校の教員基礎コースにかかわる連携
(2)淑徳大学の専門性を生かした我孫子高校生徒へのキャリア教育並びに出前授業における連携
(3)両者の企業・地域等と連携した体験活動における連携
(4)その他にかかわる連携
当面の具体的な連携事業の取り組みは、以下の通りです。
(1)我孫子高校の生徒に向けた夏季合宿・冬季合宿及び火曜日7限の授業への教員派遣(出前授業の実施)
(2)我孫子高校の生徒に向けたキャリア教育や主権者教育等の出前授業の実施
具体的な取り組みについては、我孫子高校と本学との間で協議会を設置し、定期的に意見交換を進めながら、事業を進めていくこととします。
▼淑徳大学
淑徳大学は、社会福祉への関心が今日ほど社会的に高まっていなかった1965(昭和40)年に、時代を先取りして、社会福祉学部社会福祉学科の単学部単学科の大学として開学しました。2020年に創立55周年を迎え、現在は千葉、埼玉、東京に4キャンパスございます。総合福祉学部、コミュニティ政策学部、看護栄養学部、経営学部、教育学部、人文学部、淑徳大学短期大学部と、幅広い分野での学びを提供しています。
【公式HP】
https://www.shukutoku.ac.jp/
【広報誌】
https://www.shukutoku.ac.jp/university/together/
▼千葉県立我孫子高等学校
千葉県立我孫子高校は、昭和45(1970)年4月15日に創立し、全日制普通科、1学年8クラス、校訓は「文武両道」です。「生徒のために」をスローガンに、生徒と教員が一体となって、新しい高校教育に創造的に取り組んでいます。明るく元気な生徒たちが、連日勉学と部活動に精を出し、自らの可能性を追求して、意欲的に学校生活を送っています。
【公式HP】
http://ncsaas.cu-mo.jp/abikohigh/htdocs/?page_id=3287
▼本件に関する問い合わせ先
大学事務部 広報担当
住所:〒260-8701 千葉県千葉市中央区大巌寺町200
TEL:043-265-7342
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/