【東芝】「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2021」の募集を開始
当社グループの先端技術、顧客基盤を活用して応募企業の事業拡大・加速を支援
当社は新規事業の創出を目指した「Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2021」を実施します。本日より参加企業の募集を開始し、4月13日に説明会を開催します。当社グループはエネルギー・社会インフラ・電子デバイス・デジタルソリューションなど様々な分野で、長年にわたり、社会を支える技術を提供してきました。これまでの取り組みをさらに加速させるためにオープンイノベーションを活用し、当社が持つ顧客基盤、製品、ソリューションと、応募企業が得意とする技術やビジネスモデルなどを融合させ、新しい事業領域の拡大を推進します。
第1回となる昨年は多数の応募の中から18社のアイディアを採択し、現在もPOC(概念実証)や商用化に向けた取り組みを継続しています。第2回も、より多くの参加企業と当社グループのビジネスアセットを活用した事業共創に取り組みます。なお、プログラムの企画・運営は、株式会社サムライインキュベートの協力のもと実施します。
Toshiba OPEN INNOVATION PROGRAM 2021実施概要
本プログラムは当社グループが持つビジネスアセット・先端技術を活用し、新たなイノベーションを起こす熱意を持つ企業を募集し、当社グループとの協業を通じて応募企業の事業化の加速を支援するプログラムです。当社グループの長年にわたる研究開発の成果、事業実践から創り上げた顧客基盤、製品、ソリューションとの協業を通じて、応募企業の事業拡大・加速を積極的に支援します。当社グループはこのような取り組みを進めることで、オープンイノベーションに挑戦する全ての企業を応援し、社会全体の活力向上に貢献してまいります。
また、9月に成果発表会を行い、協業の計画・成果を発表した企業との本格的な事業共創を目指します。協業テーマは次の5つです。
(1)プライベートブロックチェーン:
当社グループが20年にわたって培ってきたクラスタ技術を進化させたブロックチェーンプラットフォームを活かした新サービスの創出、アプリケーション同士のセキュアな接続環境の提供
(2)シミュレーテッド分岐マシン:
量子分岐マシン研究から生まれた大規模な組合せ最適化問題を高速に解決するイジングマシンを活用した事業開発
(3)購買データ活用:
様々な流通業者のリアル店舗のPOSデータを集積したデータベースを活用した新たな価値の創出
(4)ラグビーx SportsTech:
スポーツテクノロジーを活用した東芝ラグビー部の強化
(5)ifLink:
さまざまなモノやサービスをオープンにつなぎ新たなユーザー体験を迅速に共創。昨年3月にifLinkオープンコミュニティが発足し、100社を超える企業・団体との共創が可能
本プログラム募集に関する説明会を4月13日に開催します。詳細は下記専用サイトをご覧ください。
【Toshiba Open Innovation Program 2021概要】
■株式会社サムライインキュベートについて
創業期〜シリーズAのスタートアップを中心に出資・成長支援するVC事業と、日本の大手企業におけるイノベーション支援事業を行っています。イスラエルとアフリカに進出し、VC事業では日本を含む現地スタートアップへの出資だけでなく、成長に必要な支援をハンズインで行います。大手企業のイノベーション支援では、中国やアメリカ等も加えより広くグローバルに連携。VC事業で培った0→1の事業創出ノウハウを活かして、大手企業にとって最適なイノベーションの形を模索し、オープンイノベーション、組織や人材開発を含め企業内インキュベーション支援等をカスタマイズ型で伴走支援しています。
https://www.samurai-incubate.asia/
当社グループは「東芝Nextプラン」で掲げた、世界有数のサイバー・フィジカル・システム(CPS)テクノロジー企業へ進化するため、外部の知見などを積極的に活用するさまざまな取り組みを推進します。