-
-
-
東京造形大学(東京都八王子市/学長:山際康之)は、会津若松の仏壇メーカー・アルテマイスター(福島県会津若松市/代表取締役社長:保志康徳)との産学連携により、これからの祈りのかたちを探る展覧会『祈りのかたち展 Vol.2 アルテマイスター×東京造形大学 大学院』を、3月2日(火)~3月7日(日)まで、東京・渋谷ヒカリエ8Fのaiiima2にて開催します。
■これからの「祈りのかたち」を考える
新型コロナウイルスの脅威がいまだ続く中、世界中の人々が祈りを捧げる姿を目にします。人はなぜ祈りを捧げるのでしょうか?誰のために、何のために...。東京造形大学はアルテマイスターとの産学連携プロジェクトを通じて、時代を経ても途絶えることのない人の営み「祈り」について、これからの「祈りのかたち」を探るワークショップを重ねてきました。本展では会津若松のアルテマイスターのギャラリーにて昨年開催された「祈りのかたち展」に続く第2弾として、その成果を発表します。
■ペットアイテムからテクノロジーの活用まで、多様な祈りのかたちを提案
今回の展示では色と柄の組み合わせで大切な人へのメッセージを選べる祈りの贈り物《お守りハンカチ》や、ペットを想う気持ちに寄り添ったペットの実際の毛を用いるリメイクオブジェ《Kemari》など、既成概念にとらわれない新しい祈りのかたちを提案します。
このほか、お鈴を鳴らすことで戒名が浮かび上がるお位牌《Hiyori》や、自らの呼吸に合わせて反応する、日々の癒しのためのオブジェ《makoro》などインタラクティブなモニュメントも見どころのひとつです。これらはいずれも誰かを大切に想う気持ちや自分と向き合う時間、そうした普遍的な人の営みを現代のライフスタイルやテクノロジーを通じて再考する試みです。
■8年目を迎える会津若松プロジェクト
産学連携事業に力を入れている東京造形大学は、伝統的な地場産業の活性化を目指して、2012年より会津若松市と共同研究を行い、これまでに学生、教員が何度も現地に足を運び、会津木綿や会津塗の製造背景を活用したプロダクトの開発に取り組んできました。ここ3年は、全国有数の仏壇メーカーであるアルテマイスターとこれからの「祈りのかたち」をテーマとしたプロジェクトを発足し、最終的には商品化を目指して進めています。
昨年春からの新型コロナウイルスの感染拡大は、このプロジェクトにもさまざまな制約をもたらしましたが、一方でオンラインでのコミュニケーションなど、東京と福島という物理的に離れた地方メーカーとの新たな共同作業の手法を探る機会ともなりました。
会場では会津若松で制作されたプロトタイプをそのコンセプト映像と共にご紹介します。なお映像は展覧会の開催に合わせて、展覧会のウェブサイトでも公開します。あわせてお楽しみください(3月1日公開予定)。
・タイトル:祈りのかたち展 Vol.2 アルテマイスター×東京造形大学 大学院
・会期: 2021年3月2日(火)~7日(日)
・開場時間: 11~20時(7日は17時まで)
・会場:aiiima2(渋谷ヒカリエ8F Creative Lounge MOV 内)東京都渋谷区渋谷2-21-1
入場無料
・プロジェクトメンバー:
《kemari》チョウ カキン、リ シイツ、リ チヒロ、岩森咲季、 橘玲慧
《お守りハンカチ》川本健太、ケイ シエン、シュウ トウ 、コ ゲンケイ、ユー シャンハン、コウ ガイ、コウ シュカン、岡田谷有生、和田拓真、品川悠佳子
《Hiyori》小柴優
《makoro》工藤壮生、早川剛生
《WISH》リ リンイ
・担当教員:森田敏昭、清家弘幸、後藤大樹、高須賀活良、川名宏和
・主催: 東京造形大学
・協力:アルテマイスター
・空間構成: 森田敏昭
・グラフィックデザイン: LABORATORIES
・映像制作:SETENV
・施工: 株式会社コムラボ
・企画制作: 東京造形大学、文化星人
・展覧会ウェブサイト
http://aizu.zokei.ac.jp/
・Instagram: aizu_zokei 東京造形大学 会津若松プロジェクト
*本展では新型コロナウイルスの感染防止対策を講じています。ご来場の際はウェブサイトをご確認ください。
【同時開催】
カーボンニュートラル リノリウムの新しい使い方展 フォルボ×東京造形大学 大学院
http://linoleum.zokei.ac.jp/
▼本件に関する問い合わせ先
企画・広報課
住所:東京都八王子市宇津貫町1556
TEL:042-637-8111
FAX:042-637-8164
メール:kikaku@zokei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/