アルツハイマー病の発症確率は? AIで導く治療への第一歩 -- 追手門学院大学のニュース発信サイト「OTEMON VIEW」に掲載

追手門学院大学

学校法人追手門学院(大阪市中央区、理事長:川原俊明)はこのたび、運営する追手門学院大学の特設サイト「OTEMON VIEW」に、「あなたのアルツハイマー病発症時期は?AIで導いた治療への第一歩」と題した記事を掲載した。今年5月に発表した研究成果を元に、認知神経科学を専門とする同大心理学部の小野田慶一教授が、認知症の半数を占めるアルツハイマー病研究の課題と展望について解説する。  今年5月、追手門学院大学の小野田慶一教授と島根大学医学部(島根県出雲市)神経内科の長井篤教授および株式会社ERISA(島根県松江市)の共同研究チームによる研究成果が、神経学や脳科学の分野における専門学術誌『Brain Communications』に公表された。  小野田教授らは、健康な人とアルツハイマー病患者の脳のMRI画像合わせて2,142例とその後の発症状況を追跡したデータをAIで解析し、経年での発症確率を予測することに成功。これにより、認知症の半数を占めるアルツハイマー病の発症時期が予測可能になった。  この研究は、これまで「不治の病」とされ、65歳以上の日本人の15%が発症している(※)といわれる認知症の治療へと繋がる第一歩となるのか。研究に大きく携わった小野田慶一教授が解説する。  記事の主なポイント以下の通り。 ■アルツハイマー病発症予測の道のり ○認知症、アルツハイマー病とは ○実現した個人レベルでの発症時期推定 ■AIで導くMRI画像の分析手法 ○余命宣告で使われる生存分析をAIで応用 ○2142例の脳画像を分析 ■今後の活用方法と課題 ○患者、家族の心の準備のために ○求められる治療薬の開発 ※詳しくは記事本文をぜひご覧ください。  https://newsmedia.otemon.ac.jp/1122 (※)出典:平成26年度厚生労働科学研究費補助事業「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」より (参考記事)  追手門学院大学の小野田慶一教授らが脳のMRI画像2,142例をAI(人工知能)で解析 -- 認知症へとつながるアルツハイマー病の発症時期が予測可能に(2020.07.14)  https://www.u-presscenter.jp/article/post-44033.html ▼本件に関する問い合わせ先 追手門学院 広報課 谷ノ内・仲西 住所:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15 TEL:072-641-9590 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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