オージス総研、旭計器工業との販売業務提携「アナログメータ可視化サービス」の販売体制を強化
~創業100年を超える老舗計器メーカーの販売チャネルを活用し、全国展開を本格的に~
株式会社オージス総研(本社:大阪市西区、代表取締役社長:中沢正和、以下オージス総研)は、昨年度より提供中の「アナログメータ可視化サービス」(以下本サービス)の販売拡大に向け、圧力計・温度計の製造、販売を手掛ける旭計器工業株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:藤井徹、以下旭計器工業)と販売業務提携いたしました。◆業務提携の概要
Daigasグループのシステムインテグレータであるオージス総研は、システム開発やコンサルティングに強みを持ち、これまでプラットフォームを中心としたIoTサービスを提供してまいりました。このたび全国的な販売代理店網を持つ旭計器工業との販売業務提携により、さらに多くのお客さまへサービス提供が可能となります。また今回の提携により、オージス総研の持つシステム開発・運用に関する知見と、旭計器工業がもつ豊富な知見を組み合わせることにより、お客さまへ新たなサービスの活用方法を提案してまいります。
◆「アナログメータ可視化サービス」とは
本サービスは、工場内の様々な環境に配置されたアナログメータ(圧力計や差圧計)の値を、現地確認することなく可視化および確認できるIoTサービスです。
独自に開発したアタッチメントによって防水・防塵対応のカメラモジュール(IP55相当)をメータへワンタッチで固定し、自動撮影した画像を独自の画像識別アルゴリズムで解析することにより、高い精度で識別することが可能です。また、撮影した画像や識別した情報はクラウド上で管理され、視認性の高いチャートなどでグラフィカルに閲覧することができます。(特許出願中)
なお、既設のアナログ計測器に付加できるため、法的規制(計量法や高圧ガス保安法など)を受けている計測器にも対応でき、すでに設置されている計測器に変更を加える事なくIoT化が可能となります。
本サービスを利用することにより、以下のような効果が期待できます。
1)巡回確認作業の省力化
2)劣悪な環境での作業が減ることによる安全性の向上
3)データ自動収集と傾向把握による設備の予知保全
オージス総研では、本サービスを始めとして、製造業の製造現場における品質向上や業務効率化等の課題を解決していくために、装置異常の予兆検知や不良要因の解析等、IoTを活用した様々なソリューションを提供していきます。
アナログメータ可視化サービスの詳細はこちら( https://www.ogis-ri.co.jp/product/s03013.html )
をご覧ください。
◆旭計器工業株式会社について(URL:https://www.asahigauge.co.jp/index.html )
旭計器工業は1916年(大正5年)に前身である森計器製作所として創業開始した100年を超える圧力計メーカーです。主力のアネロイド型圧力計の製造技術を生かし、お客さまからの多種多様なニーズにお応えすることで新製品開発及び品質向上に努めてきました。圧力のJCSS登録事業者であり、正確な圧力測定技術を維持するとともに、さらに圧力計のみにとどまらず様々な計測器を組み合わせた自動化システムも含めお客さまの要望に応えております。
◆株式会社オージス総研について(URL:https://www.ogis-ri.co.jp/ )
本社:大阪市西区千代崎3丁目南2番37号
設立:1983年 資本金:4.4億円(大阪ガス株式会社100%出資)
業務概要:オープンソースソフトウェアの活用・オブジェクト指向技術・クラウドサービス関連技術・アジャイル開発技術・データセンター運用やこれをベースにしたクラウドサービス・エンドポイントを中心としたセキュリティ等。
大阪ガスの基幹システムの開発から運用までを一貫して提供しており、他にも製造・金融・公益など全国で幅広い実績を有しています。近年ではデータ分析、IoT およびルールモデリングを重視したルールベース開発 (BRMS)に注力する他、デザイン思考やアジャイル開発のノウハウを活かしたDX支援コンサルティング、行動観察を活用した新価値創造コンサルティングを提供しています。