タイでのサービスアパートメント事業に初進出。バンコクおよびパタヤで5物件に参画決定
第1号物件「Lyf Sukhumvit8 Bangkok」は2020年7月31日開業
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)は、「MITSUI FUDOSAN ASIA DEVELOPMENT (THAILAND) CO,. Ltd.」(タイ三井不動産ディベロップメント株式会社、所在地:バンコク)を通じて、分譲住宅事業の共同事業者であるタイの有力デベロッパー「Ananda Development Public Company Limited」(所在:バンコク、以下「アナンダ社」)とともに、新たにサービスアパートメント(以下、「SA」)事業に参画することを決定しましたのでお知らせいたします。開発を進める5物件のうち第1号物件となる「Lyf Sukhumvit8 Bangkok」は2020年7月31日に開業いたします。タイにおいては、これまでバンコク市内で分譲住宅をアナンダ社とともに展開してまいりましたが、SAへの参画は初となります。また、パタヤでの開発は分譲住宅を含め初となります。運営は、グローバルでの実績が豊富な「The Ascott Limited」(所在:シンガポール、以下「アスコット社」)に委託いたします。
現在海外への渡航は制限されておりますが、タイにおける外資系企業駐在員および日本人をはじめとする外国人旅行客のニーズを捉え、長期および短期双方の底堅い宿泊需要を取り込むべく、当社の開発・マーケティング力、アナンダ社の商品企画・事業推進力およびアスコット社の運営力を融合させ、SA事業を推進して参ります。
本リリースのポイント
(1)Lyf Sukhumvit8 Bangkok(ライフ スクンビット8 バンコク):8階建196室
多くの外国人旅行客が集い、人気の飲食店・エンターテイメント施設が集積するエリアに所在します。バンコク・スカイトレイン(以下「BTS」)「ナナ」駅から徒歩2分の好立地で、バンコク市内各地へのアクセスに優れています。
「Lyf Sukhumvit8 Bangkok」外観 CG 「Lyf Sukhumvit8 Bangkok」室内 CG
(2)Somerset Rama9 Bangkok(サマーセット ラマ9 バンコク):35階建445室
多くの商業施設およびオフィスビルが立ち並び、今後も大規模開発が続く、発展著しいラマ9世エリアに所在します。高速道路出入口へも近く、スワンナプーム国際空港やバンコク市内各地へのアクセスが良好です。
「Somerset Rama9 Bangkok」外観 CG 「Somerset Rama9 Bangkok」室内 CG
(3)Ascott Embassy Sathorn Bangkok(アスコット エンバシー サトーン バンコク):37階建393室(予定)
金融機関や大手企業が本社を構えるビジネス・商業地区の中心・サトーン地区に所在します。病院や大使館、インターナショナルスクール、人気飲食店が集積し、利便性が高いことから、外国人駐在者および出張者にも人気のエリアです。
「Ascott Embassy Sathorn Bangkok」外観 CG 「Ascott Embassy Sathorn Bangkok」室内 CG
(4)Ascott Thonglor Bangkok(アスコット トンロー バンコク):41階建451室(予定)
日本人を中心に外国人駐在者から最も人気の高い居住エリアであるトンロー地区に所在します。BTS「トンロー」駅徒歩3分の場所に位置し、近くにはインターナショナルスクール、病院、人気飲食店が集積する生活利便性が高いエリアです。
「Ascott Thonglor Bangkok」外観 CG 「Ascott Thonglor Bangkok」室内 CG
(5)Somerset Blue Coast Pattaya(サマーセット ブルー コースト パタヤ):24階建324室(予定)
国内外の旅行客が多く訪れるビーチリゾート パタヤの中心地に位置します。人気の高い大型商業施設「セントラルフェスティバル・パタヤ」に隣接し、パタヤビーチまで徒歩5分の利便性が高い立地です。
「Somerset Blue Coast Pattaya」外観 CG 「Somerset Blue Coast Pattaya」室内 CG
【アナンダ社について】
本事業の共同事業者であるアナンダ社はタイ大手デベロッパーの一社であり、バンコク市内及び近郊における分譲マンション販売で豊富な実績を有しています。分譲マンション事業においてこれまで当社と29物件・2.4万戸超の共同事業を推進中ですが、今後安定的な成長が見込まれるSA事業に新たに参画します。当社グループは、これまで国内で培ってきた不動産開発のノウハウを最大限に活かしアナンダ社と共同で本事業を推進しながら、タイにおける更なる事業機会獲得を目指してまいります。
【アスコット社について】
1984年設立、世界30ヵ国180都市で、700物件超・11.7万室超のSAを運営しています(そのうち、タイでは12物件・2千室超を運営中)。同社におけるこれまでのブランドラインアップである、Ascott(アスコット)、Somerset(サマセット)、Citadines(シタディーン)のほか、ミレニアル世代をターゲットにしたスタイリッシュなホテル型SAであるLyf(ライフ)を新たに加え、タイにおける事業を拡大しています。
【三井不動産の海外事業について】
当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、今後も海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに中国・台湾・東南アジア・インドなどに加え、欧米諸国でも事業を展開しています。タイにおいてはこれまで、29物件・2.4万戸の分譲住宅事業および2物件の物流施設事業を推進してきましたが、今回新たにSA事業にも初参画し、今後も更なる事業拡大を目指して参ります。
【全5物件 計画概要(予定)】
Lyf Sukhumvit8 Bangkok(ライフ スクンビット8 バンコク)
所 在 地:タイ バンコク ナナスクンビットソイ8
交 通:BTS「ナナ」駅徒歩2分
敷 地 面 積:1,408m2
延 床 面 積:7,865m2
規 模:地上8階、地下1階
客 室 数:196室
開 業 時 期:2020年7月31日
Somerset Rama9 Bangkok(サマーセット ラマ9 バンコク)
所 在 地:タイ バンコク クエット・ディンダエンラチャダビセーク通り
交 通:MRT「ラマ9世」駅徒歩4分
敷 地 面 積:5,468m2
延 床 面 積:40,221m2
規 模:35階建、地下1階
客 室 数:445室
開 業 時 期:2020年秋(予定)
Ascott Embassy Sathorn Bangkok(アスコット エンバシー サトーン バンコク)
所 在 地:タイ バンコク サトーンサウスサトーン通り
交 通:BTS「チョンノンシー」駅、「サラデーン」駅徒歩10分
敷 地 面 積:4,014m2
延 床 面 積:40,061m2
規 模:37階建、地下1階
客 室 数:393室
開 業 時 期:2021年夏(予定)
Ascott Thonglor Bangkok(アスコット トンロー バンコク)
所 在 地:タイ バンコク トンロースクンビット通り
交 通:BTS「トンロー」駅徒歩3分
敷 地 面 積:4,732m2
延 床 面 積:41,645m2
規 模:41階建、地下1階
客 室 数:451室
開 業 時 期:2021年夏(予定)
Somerset Blue Coast Pattaya(サマーセット ブルー コースト パタヤ)
所 在 地:タイ パタヤ パタヤサイ2通り
交 通:高速鉄道「パタヤ」新駅まで約5km、車で15分
敷 地 面 積:6,768m2
延 床 面 積:24,643m2
規 模:24階建
客 室 数:324室
開 業 時 期:2021年冬(予定)
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における3つの目標に貢献しています。
目標 8 働きがいも経済成長も
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう