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さまざまな規制が解かれ、人の動きも少しずつ以前に戻りつつあります。しかし、オープンキャンパスとなれば、教室に大勢の高校生を集めての説明、密を避けての学食体験など従来通りの方法での開催は難しいのが現状です。多くの大学で、中止、規模縮小、オンラインなど実施方法の選択に迫られています。本学では、「早く正しい情報を伝える」ことを念頭におき、全てのプログラムをインターネットを介したオンライン形式で開催する方向を打ち出しました。8月までのオープンキャンパスについて判断を先延ばしにすることは、高校生に不安を募らせることになります。この時期に「WEBを基本とする」と方針を固めました。
第1回(6月21日(日))は、学生アドバイザーによるオープニング(Instagram Live)、大学説明(収録・YouTube)、入学者選抜説明(収録・YouTube)、模擬授業(教育学部、外国語学部、看護学部、経済情報学部、短期大学部の全ての学部から8講義)(収録・YouTube)、模擬授業(教育学部志願者向け)「教師になるための道」(玉置崇教授)(YouTube Live配信)、学生企画・学部紹介・キャンパスツアー(Instagram Live)など全てのプログラムを配信・視聴できる形をとりました。事前申込制をとりましたので、どのプログラムにどのくらいの人数が参加するのか把握した上での対応です。
これは、今後対面式での開催になっても活用できる流れで、当日になって教室に入りきらない、などという緊急対応の必要がないシステム構築ができました。対面による大きな効果をもつ個別相談については、事前申込制で受付、それぞれの専門担当者が対応をしました。教育内容に関することは教育職員が、進学相談全般、学費、奨学金などについては事務職員がブースに待機し、相談者の来場(会議への参加)を待ちました。
今回の相談では、Google Meetを使ってのテレビ会議での相談を行いました。事前打合せの中で、相談者のカメラのオンオフについてはオンが望ましいとしながらも任意とする旨確認しました。相談が始まるとカメラオンでの相談で、やはり「予約して、時間を確保して、相談する」ことに対する意識の高さ、本学への興味、志願への気持ちの強さを感じました。
オンラインにすることで配信環境の安定感を担保することや、特に個別相談に対して事前に配布した会議コードにうまく入ってくることができない場合のヘルプスタッフの確保など、開催日が近づくにつれ細かな配慮事項が見えてきました。対面式での開催では会場設営、案内掲示などに多くの時間が費やされましたが、ウエブでは、これまでにない内容への対応に時間をかけました。
当日は全体の流れを止めるような大きなトラブルはなく運営することができました。事前申込制をとったことで、この日例えば部活動があった高校生にとっては、帰宅後任意の時間に自分が申し込みしたプログラムを順次視聴していくことができます。あくまでも期日限定ですので、その日限りのコンテンツ視聴となりますが、コンテンツの一部は次回にも活用し、申込者限定で視聴することができるような形で本学理解の一助としていきます。
今年はコロナ禍の中で大きな不安を抱える高校生が多く居ます。少しでも早く、正確な情報提供することが来場者を志願者へ、さらに出願者につながると考えています。第2回以降もオンラインを中心としますが、教育学部の体育や音楽の実技の指導については対面式の方が効果が大きいとも思われる内容に関しては、対面も検討を重ねます。コロナ禍は入学試験にも大きなマイナス要素をもたらしましたが、高校生第一に考え、本学独自のスタイルの確立を目指していきたいと思います。オンラインでもここまで満足度を高めることができるという開催方法を極めていくことができれば、コロナに負けない取り組みになると考えています。
【訂正】本文中の日付を修正しました。(2020/6/22 17:30)
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