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各大学新型コロナウイルス感染症拡大の状況を見ながら開催の是非を検討を重ねている現状。高校生がオープンキャンパスに求める主な内容を(1)キャンパスの雰囲気の体感 (2)個別の入試情報の獲得を確保することととらえ、年間で計画していた期日にWEB「で」のオープンキャンパスを開催します。臨場感を出すためにキャンパスにいるかのようなライブ中継によるコンテンツの配信、収録素材のオンデマンド配信など、事前申込者にさまざまなコンテンツを提供します。
オープンキャンパスに関しては、多くの大学ではリアル(対面)での開催を見込んでいます。しかし、それはコロナ禍の状況を見ながら開催を判断するもので、中止せざるを得なくなった場合は、接触の機会を失うというリスクがあります。開催が不確定な状況が長引くことで、参加を考えている高校生や保護者は大きな不安を抱えてしまいます。開催の方針が決まらないことでオープンキャンパスに係る広報活動が十分にできないことはマイナス要素です。その上、リアルでの開催を行う場合は、例年通りの運営はできず、実施する全ての提供プログラムについて、3密を防ぐ運営方法を検討する必要が生じます。実質的に参加者が多くなるプログラムの提供は不可能であり、規模の縮小を考えなければなりません。早々に開催方針を決定して、動員に係る広報活動を進めたいという大学側の思いと参加計画を立てたい参加者の思いを一致させた、web(インターネットを介したオンライン形式)によるオープンキャンパスの開催をします。
参加者を限定してリアル開催をする大学の例も参考にしました。高校生の進路指導の実態を見たとき、1.2年生における情報収集、オープンキャンパスへの参加が多くなっている傾向が見られます。3年生までに自分の進路の方向を見いだし、この時期には校内で大学の絞り込みや受験方法の相談を行っているのが実際です。参加者を3年生だけにして3密を防ぐことも検討しましたが、1・2年生にとっては機会を失うことにもなり、次年度以降に影響が出るのではないかとの懸念から希望者全員が参加できる方法を考えました。
6月21日(日)の第1回に関しては、現在例年並みの事前申込者数を得ることができました。また、遠隔地からの参加申込もあり、オンラインならではの効果をみることもできます。大学説明や入学者選抜説明、模擬授業はあらかじめ収録し、終日任意な時間に視聴できるように。また臨場感を味わっていただくよう、模擬授業の一部はライブ配信も行います。個別相談に関しては、30分ずつの枠を設定し、全学部、進学相談、学費や奨学金についての内容をテレビ会議システム(GoogleMeet)で行います。オープンキャンパスアドバイザー(在学生)による、学部ごとの学生企画や学生相談は高校生の多くが使っているInstagramLiveで行います。事前申込者は来場したときと同様に、参加したいプログラムを選択し、一日の自分の動きを決めて自宅などから参加します。
こうした試みは、「withコロナ」の時代のこれからのオープンキャンパスの形を模索するきっかけになると考えています。コロナ禍が終息した後も、オンラインとリアルを併用した情報提供の方法が確立できればと考えています。
▼本件に関する問い合わせ先
岐阜聖徳学園大学 総合企画部 広報課
住所:岐阜県岐阜市柳津町高桑西一丁目1番地
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