唾液を用いた新型コロナウイルスPCR検査の受託について
これまでPCR検査では鼻咽頭ぬぐい液を検体として用いていましたが、本日より唾液を用いたPCR検査が保険適用されたことに伴い※1、検体種別を拡大するものです。
唾液を用いたPCR検査については、検体採取時における医療従事者の感染リスクが低く、また、検体採取における患者さまの負荷も軽減されることから、PCR検査のさらなる普及に貢献することが期待されます。
当社グループは唾液検体に適応可能であることが厚生労働科学研究において確認された遺伝子検査法(リアルタイムRT-PCR法)※2を用いて検査を実施しており、当社グループにおけるPCR検査のキャパシティは、現時点で約4,200件/日となります。
当社グループは、SRLおよび株式会社日本医学臨床検査研究所によるPCR検査の受託、SRLでの抗体検査の受託、および、富士レビオ株式会社による抗原検査キットの提供等を通して、新型コロナウイルス感染症に対する検査体制の構築に寄与してまいります。新型コロナウイルスに感染された患者様の早期回復と、一刻も早い事態の鎮静化を心よりお祈り申し上げます。
※1:2020年6月2日付 厚生労働省報道発表 「唾液を用いたPCR検査の導入について」
※2:同発表資料「唾液を用いたPCR検査に係る厚生労働科学研究の結果について」