【東芝】東芝Nextプランのプロセス改革を加速する子会社の設立について
~次期基幹システム構築をはじめ社内IT刷新を促進~
東芝T1は、2022年度から、開発したシステムの東芝グループ会社への導入を目指します。
当社グループは2018年11月に発表した全社変革計画「東芝Nextプラン」の中で進める改革の一つとして、グループ全体で業務を標準化・デジタル化しオペレーション改善を進めるプロセス改革を掲げ、2019年度から、次期基幹システム構築、エンジニアリング改革のため合計で1,400億円の投資を計画しています。
当社は、2019年1月にCIO(Chief Information Officer)として情報システム関連の大規模改革や、プロセス最適化による業務効率・生産性向上に実績のある弓田圭一を外部から招聘し、同年2月には「業務プロセス改革推進部」を立ち上げました。当社グループ全事業の業務・システムのあるべき姿をEA(Enterprise Architecture)として策定し、EAを基にしたシステム開発に向けて準備を進めてきています。EAに基づいて推進する主要なプロジェクト群を「T1(ティーワン)」と名付け、今後は、新会社において、各プロジェクト間の連携を取りながら、2022年度からの東芝グループ会社へのシステム導入を目指し、具体的な開発を始める段階に入ります。
東芝T1は、複数の外部会社と戦略的パートナーシップを組むことで、当社単独では実現できない革新的な業務改革を実現していきます。また、外部会社との協業を通じて、多様かつ広範囲での業務改革を経験することで、当社グループ内に付加価値の高い人材を育成していきます。
当社は、東芝T1の設立により、プロセス改革を加速し、基礎収益力の向上とサイバー・フィジカル・システム(CPS)テクノロジー企業への変革を実現します。
<新会社の概要>
名 称 :東芝T1プロジェクト株式会社(仮)
所 在 地 :東京都港区芝浦一丁目1番1号
代 表 者 :代表取締役社長 大西 孝明
事業内容:システムの企画、開発、運用など
資 本 金 :100百万円(予定)
設立年月日:2020年7月1日(予定)
株主構成:株式会社東芝 100%