東京工芸大学が11月19日~2020年4月25日まで第5回企画展「色と対話する展 Talking with Color」を開催 -- 「色と対話する」をテーマに5作品を展示

東京工芸大学

東京工芸大学は11月19日(火)~2020年4月25日(土)まで、同大色の国際科学芸術研究センター「カラボギャラリー」(神奈川県厚木市)で第5回企画展「色と対話する展 Talking with Color」を開催する。同展では「色と対話する」をテーマに、人によって色の見え方が異なるドレスやブレイクダンスの動作を自動的に判別してフィードバックするフットウェアシステムなど、5作品を展示。「色との対話」を体験できる展示となっている。また関連イベントとして、特別講義なども予定されている。入場無料。  東京工芸大学は「『色』で明日を創る・未来を学ぶ・世界を繋ぐ KOUGEI カラーサイエンス&アート」の取り組みで文部科学省の平成28年度私立大学研究ブランディング事業(タイプB)に選定されており、事業の一環として「カラボギャラリー」を設置している。  カラボギャラリーは、国内初の「色」をテーマとした常設ギャラリーで、アート作品を通じて「色」の科学的芸術的な面白さや奥深さを体験することができる施設。これまでに4回の企画展を開催しており、第5回となる今回は「色と対話する」をテーマに開催する。この企画展では、「色と対話する」をテーマとして、自律的に変化したりこちらの行動や主観で変化したりする、まるで色と対話しているように感じる5作品を展示します。人によって色の見え方が異なるというドレスの実験や、カメラとスクリーンの間でループをするごとに壊れていく映像、ブレイクダンスの動作を自動的に判別してフィードバックするフットウェアシステム、リアルタイムで動く深層学習AIの内部状態の階層性を色のパターンにより感じる空間、身体情報を色により可視化し身体性を拡張する作品を通して、ぜひ多くの方に色との対話を体験して頂きたいと考えています。 ◆カラボギャラリー第5回企画展「色と対話する展 Talking with Color」概要 【会 期】 2019年11月19日(火)~2020年4月25日(土) 【休館日】 月・日・祝 ※本学イベント等のため、不定期に開館・閉館する場合があります。 【開館時間】 10:00~17:00 【入場料】 無料 【会 場】  カラボギャラリー  (神奈川県厚木市飯山1583 東京工芸大学厚木キャンパス12号館2階) 【主 催】 東京工芸大学 [展示作品] ■錯視ドレス ・監修:大海 悠太  写真に写ったドレスの色が「青と黒」なのか「白と金」なのか人によって見え方が異なるという現象が話題となった「The Dress」の現物を展示します。また、体験者はドレスを照らすLEDライトの色を自由に変化させることができ、周辺光の影響をその場で実験することができます。どのように色が見えるのか、周辺光を変化させながら対話をして下さい。 ■カオティックビデオフィードバック ・制作:大海 悠太  カメラを大型スクリーンに向けて撮影し、その映像を画面に出すことで、合わせ鏡のように映像はループしていきます。そのループをするごとにカオス写像を用いて色を変換することで、自分自身が動きながら徐々に壊れていく映像を作ることができます。 ■スマートフットウェア Orphe ・制作:平澤 直之、清水 大地 ・協力:株式会社 no new folk studio  本展示では、近年広く普及しつつあるブレイクダンスにおいて動作を自動的に判別し、その結果をフィードバックするシステムについて紹介します。このシステムには、加速度センサーを搭載した靴(スマートフットウェアOrphe)を使って自然な環境下での動作を深層学習させたAIが組み込まれており、アプリ画面のみならず靴の発色を通じてダンサーの技やステップを分類したりその熟達度を評価したりすることができます。今後はAI技術を通して、一般社会へのダンスの普及やダンサーの表現をより拡張することを目指していきます。 ■Through the Looking-Glass ・制作:Antoine Pasquali, Corentin Risselin, Daniel Majonica, Javier Fdez, Steven Weigh ・協力:株式会社クロスコンパス  近年出現した深層学習技術により、人間固有だと思われていた能力が容易にAIに実現されるようになってきています。この展示では参加者はインタラクティブに体験することで、AIのメカニズムに身を浸すことができます。AIにはさまざまなスタイルの動画を実時間で生成するという、創造性の表現のタスクを与えます。そのときのAIの内部状態の階層性を色のパターンの爆発的な変化により可視化することで、閲覧者の想像力をかきたてます。 ■身体情報の色による可視化 ・制作:辛 徳、大保 武慶、姜 有宣 ほか ・監修:大海 悠太  多くのLED照明やLEDテープを身体の動きによって連続的に色を変えさせることで、身体情報の時間変化を可視化させます。 [関連イベント] ■オープニングトーク ・日時:2019年11月30日(土) 11:30 ~13:00 ・出演:茂木 健一郎(脳科学者) ・会場:東京工芸大学厚木キャンパス ・定員:200名(予約不要・入場無料・年齢制限なし) ■特別講義 ・タイトル:インタラクティブアートの創り方 ・日時:2019年12月19日(木)15:00 ~18:10 ・講師:藤本 直明(美術家(インタラクティブアート)、東京工芸大学および多摩美術大学非常勤講師) ・会場:東京工芸大学厚木キャンパス ▼本件に関する問い合わせ先 東京工芸大学 学事部広報課 TEL:046-242-9600 メール:university.pr@office.t-kougei.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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