駒澤大学禅文化歴史博物館が企画展「家康を支えた一門 松平家忠とその時代 -- 『家忠日記』と本光寺 -- 」を11月13日まで開催中

駒澤大学

駒澤大学(東京都世田谷区/学長:長谷部八朗)禅文化歴史博物館では、11月13日(水)まで「家康を支えた一門 松平家忠とその時代―『家忠日記』と本光寺―」を開催している。これは、同大図書館所蔵の貴重書『家忠日記』とその関連資料を併せて展示する初の企画展。戦国武将・松平家忠の自筆日記と、深溝(ふこうず)松平家の菩提寺である本光寺から提供された資料により、信長・秀吉・家康らが生きた戦国時代の実像を浮き彫りにする内容の展示となっている。入館無料。  松平家忠(1555~1600)は徳川家康の一門である深溝松平家の第四代当主。長篠の戦いなど多くの合戦に参加した他、多数の城普請にも従事し、主君である家康を支えた。家康が江戸に移ってからは忍城などを本拠としたが、関ヶ原の戦いの前哨戦となった伏見城の戦いにおいて西軍の攻撃を受けて討ち死にした。  『家忠日記』は、戦国武将のものとしては非常に希少な自筆日記。その日常生活や合戦での様子とともに、家康が天下人として成長していく過程が家臣である家忠の視点からリアルタイムで記されている。これまでも同博物館で展示されてきたが、今回は深溝松平家の菩提寺である曹洞宗本光寺の所蔵資料を併せて公開する初の企画展となる。  本光寺は愛知県幸田町と長崎県島原市の2か所に所在しており、企画展には「松平家忠肖像」、家忠が戦死した伏見城の戦いの布陣を描いた「慶長五年伏見城攻図」、今川義元・上杉謙信・織田信長といった戦国大名の文書など、約30点の資料が提供されている。  また、10月11日(金)には関連セミナーを開催予定で、企画展を監修した同大の久保田昌希教授(文学部歴史学科)が講師を務める。企画展・セミナーとも入場無料、事前申し込み不要。 ◆家康を支えた一門 松平家忠とその時代―『家忠日記』と本光寺― 【会  期】 9月16日(月)~11月13日(水) 【開館時間】 10:00~16:30 【休 館 日】 土・日・祝日(第3土曜日は除く)、10月15日(火)・30日(水)・31日(木)・11月1日(金) ※11月2日(土)・3日(日)は大学祭「オータムフェスティバル」のため臨時開館 【後  援】  幸田町教育委員会・島原市教育委員会・世田谷区教育委員会 【特別出品協力】  本光寺(愛知県幸田町)・本光寺(長崎県島原市)・肥前島原松平文庫 ■第39回禅博セミナー(企画展関連講座) ・日時 10月11日(金) 18:00~19:30(入場17:30~) ・場所 駒澤大学中央講堂 ・講師 久保田昌希教授(駒澤大学文学部歴史学科) ・入場 無料 ※事前申し込み不要 ・定員 150名 ○駒澤大学 禅文化歴史博物館HP  https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/museum/topics/2019/0911-8224.html ▼企画展に関する問い合わせ先  駒澤大学禅文化歴史博物館(10:00~16:30)  TEL: 03-3418-9610 ▼本件に関する問い合わせ先 駒澤大学総務部広報課 住所:〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1 TEL:03-3418-9828 メール:koho@komazawa-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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