東京家政大学博物館が6月19日まで企画展「包む -- 風呂敷からドレスまで --」を開催中 -- 着装体験など関連イベントも

東京家政大学

東京家政大学博物館(東京都板橋区)では現在、企画展「包む―風呂敷からドレスまで―」を開催している。同展では「包む」ことに焦点を当て、風呂敷や折形などのほか、私たちにとって最も身近な「包む」ものである“衣服”として着物やドレス、外国の民族衣装なども展示。会期中はギャラリートークや民族衣装の着装体験などのイベントも多数行われる。入館料、イベント参加費無料。6月19日(水)まで。  「包」という漢字は胎の中に子がいる状態を表しているとされ、その文字自体に「大切なものを包みこむ」という意味が含まれている。  物にあふれる現代社会において、身の回りに目を向ければ包装されたものを多々見つけることができる。それは輸送や品質の管理のためだったり、包まれた物の価値を表現するためであったりと目的はさまざまだが、「包」の意味からうかがえるように、中のものを大切にしたい、大切であると示したいという思いが根底にあるといえる。  そして私たちにとって最も身近な「包む」といえば衣服である。動物のように毛皮や分厚い皮膚を持たない人間は、衣服に身を包むことにより、暑さや寒さ、粉塵や不快なもの、羞恥などから身体を保護してきた。しかし、衣服の果たす機能は保護のみにとどまらない。嗜好に基づいて装うことはもちろん、社会においての規範に即した装いや帰属の表現など、身を包み、衣服を纏うとき、そこにある機能や目的は多岐にわたる。  このたびの企画展「包む―風呂敷からドレスまで―」では、着物やドレス、外国の民族衣装などの衣服をはじめ、風呂敷や折形などを用いて「包む」ことへと焦点をあてた展示を行う。概要は下記の通り。 ◆企画展「包む―風呂敷からドレスまで―」 【開催期間】5月16日(木)~6月19日(水) 【休館日】日曜 ※6月16日(日)は開館 【開館時間】9:30~17:00 【開催場所】東京家政大学博物館(東京家政大学板橋校舎 百周年記念館5階 東京都板橋区加賀1-18-1) ●ギャラリートーク  同館学芸員による展示品解説 【日 時】6月8日(土)、6月17日(月) 15:00から45分程度 【参加方法】15:00に企画展受付へお越しください ●ワークショップ「折形を折ってみよう」  3種類の見本の中から好きな折形を一つ選んで制作 【日 時】5月30日(木)、6月12日(水)13:00~14:30 【参加方法】企画展受付へお越しください(時間中随時受付) 【所要時間】10分程度 ●着装体験 ・カンガを着てみよう  タンザニアの民族衣装「カンガ」の着装体験 【日 時】企画展期間中は常時開催 【参加方法】企画展受付へお越しください ・クリノリン・スタイルのスカートをはいてみよう  同館で製作した体験用クリノリン・スタイルのスカートの着装体験(※大人用と子供用ではデザインが異なる) 【日 時】6月4日(火)13:00~14:30(時間中随時受付) 【参加方法】企画展受付へお越しください ■企画展webページ https://www.tokyo-kasei.ac.jp/academics/museum/exhibition/kikaku.html  ▼本件に関する問い合わせ先 東京家政大学博物館 住所:東京都板橋区加賀1-18-1 TEL:03-3961-2918 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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