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中央大学は2018年度に引き続き、2019年5月~12月にLGBTをテーマにした全5回の連続公開講座を後楽園キャンパス(東京都文京区)で開催する。今年度のテーマは「LGBTをめぐる社会の諸相」。5月25日(土)に実施する第1回「LGBTと統計―統計調査の読み方、使い方」では、LGBTに関する統計手法やデータの読み方などについて解説する。参加費無料、申込不要、どなたでも参加可能。
今日、社会のさまざまな場において、ダイバーシティ(多様性)への深い理解と積極的な取り組みが求められている。
中央大学では2017年に策定・公表した「中央大学ダイバーシティ宣言」に基づき、「性別、性自認、性的指向」の領域で「多様な人たちが皆個人の能力を最大限発揮できる社会」を描くには何が必要か、学び考える場を作ってきた。2019年度からはダイバーシティ推進委員会を設置して、大学や社会における多様性の実現に向けた取り組みを始めている。
今年5月~12月には、全5回の連続公開講座「LGBTをめぐる社会の諸相」を企画。第1回の概要は以下の通り。
■ 連続公開講座 第1回「LGBTと統計―統計調査の読み方、使い方」開催概要
日時:2019年5月25日(土)15:00~17:30
場所:中央大学 後楽園キャンパス 5号館 5334号室
内容:LGBTに関する統計調査を概観し、統計の重要性とデータの読み方について学びます。ジェンダーやセクシュアリティに関する統計を取る手法の解説や、調査の際の困難、データによって異なる意義について、4月末に結果が公表された大阪市民調査を含め、実際に日本での統計調査に関わってきた登壇者から、直接お話を伺う機会です。
登壇者:
釜野 さおり氏/社会学(国立社会保障・人口問題研究所)
日高 庸晴氏/公衆衛生、社会疫学(宝塚大学)
参加費:無料
申込:不要
後援:東京都文京区、LGBTとアライのための法律家ネットワーク
■ 連続公開講座『LGBTをめぐる社会の諸相』の特色
(1) 統計、歴史、防災、アート、こども・若者という他ではあまり聞けないテーマを揃え、LGBTというテーマの幅広い社会的重要性を示す
(2) 各領域で先進的な取り組みを続けてきた研究者・実務家が登壇し、LGBT/SOGIに関する学術的知見の蓄積と今日の社会の課題の関わりを明らかにする
(3) 毎回複数名の登壇者から話題提供を受け、多様な視点から課題の解決を探る
【今後の開催予定】
第2回7月13日(土) LGBTと歴史―歴史研究の重要性
第3回9月28日(土) LGBTと防災―災害リスクの理解とレジリエンス・尊厳
第4回11月23日(土) LGBTとアート―社会運動・アート・批評
第5回12月14日(土) LGBTとこども・若者―未来へつなぐために何ができるのか
■ 参考
・2019年度 連続公開講座『LGBTをめぐる社会の諸相』
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/diversity/activity/lecture/2019llan/
・2018年度 連続公開講座『LGBTをめぐる法と社会 -過去、現在、未来をつなぐ-』
2018年5月~12月に開催した全8回の講座資料および動画をご覧いただけます。
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/efforts/diversity/activity/lecture/llan/
▽本件に関するお問い合わせ
中央大学ダイバーシティ推進ワーキング事務局
TEL:042-674-2269
Email:jcdip-grp@g.chuo-u.ac.jp
▽取材に関するお問い合わせ
中央大学広報室
TEL:042-674-2050
Email:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp
ご取材いただける場合は、別紙 「取材申込書」を中央大学広報室へご返送くださいますようお願い申し上げます。
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/