いのちの博物館では、企画展示第10弾として「3Dプリントレプリカに触れる~フォトグラメトリーの世界~」を開催。
本館ではこれまでにも3Dの展示をしたことがあります。そのときは3D技術の原理と獣医学教育における応用について紹介しました。
今回はその次の段階として、国立科学博物館の森健人先生が進めておられるフォトグラメトリーという新技術を使って作成した3Dプリントのレプリカ模型を紹介することにしました。これを使えば、大きな動物の全身でもレプリカが作れます。実際に森先生は海岸に打ち上げられたクジラのレプリカを作りました。
今回の展示では通常の展示に加えて、ハンズオンコーナーに代表的な草食獣や肉食獣の頭骨と下顎骨の組み合わせを展示して、動物によってアゴの動きがどう違うかを手に触れて体験してもらいます。これは大きな本物の標本ではできないことで、3D技術ならではのものです。このことにより、動物の体のつくりがいかにうまくできているかを、体感ができるはずです。それは教科書や映像では決してできないものです。
1.開催日時:2019年5月14日(火)から8月31日(土)までの10:00~16:00(入館:15:30まで/見学自由)
※ただし、日曜日(6/2・8/4は開館)、祝日(7/15は開館)、月曜日と5/18・7/30・8/13~8/17は休館日
2.会場:麻布大学 いのちの博物館
(JR横浜線 矢部駅 徒歩5分)
▼本件に関する問い合わせ先
麻布大学いのちの博物館
住所:神奈川県相模原市中央区淵野辺1-17-71
TEL:042-850-2520(直通)
メール:museum@azabu-u.ac.jp
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