広瀬すずさんがヒロインを務める「なつぞら」や、歴代の作品を紹介する『NHK連続テレビ小説「なつぞら」&「“朝ドラ”100」展』を横浜高島屋ギャラリー<8階>にて開催中。
1961年に放送が始まり、日本の朝に、その時代が求めるテーマを描いてきたNHKの連続テレビ小説「朝ドラ」は、現在放送中で、広瀬すずさんがヒロインを務める「なつぞら」が記念すべき100作目となります。
写真パネルや衣装、小道具、セット再現など総展示数約300点!
展示は以下の2つのゾーンで構成されています。
1.「なつぞら」番組紹介
1946年(昭和21)年。なつは、十勝で酪農を営む柴田家に引き取られ、この地で成長していきます。そこで素敵な馬の絵を描く少年と出会い、漫画映画の魅力を教えられ、その仕事に夢を抱くようになります。
番組のみどころやキャストを紹介するパネルや、衣装、小道具、セット再現の展示、メイキング映像などの上映、出演者の等身大パネルが置かれたフォトスポットも設置しています。
○「なつぞら」舞台紹介
ヒロイン・なつの幼なじみの実家=北海道を代表する菓子店「雪月」のセットを再現。なつが懸命に搾った牛乳で作ったアイスクリームを食べながら、祖父・泰樹がなつに優しく語りかけた名シーンが浮かびます。ぜひ記念撮影をお楽しみください。
○“ジャパンアニメーション”誕生!刈谷仁美さんの描き下ろし原画展示
1956年(昭和31)年、戦後まだ「アニメーション」という概念さえなかった頃、漫画映画(アニメーション)制作に夢を抱いたなつは、東京・新宿で下宿をしながら「東洋動画」に通ってアニメーターを目指していきます。
1975(昭和50)年頃、テレビアニメブームが到来し、日本独自の映像表現を追及するいわゆる「ジャパニメーション」が誕生します。番組の題字・タイトルバックを担当する新進気鋭のアニメーター刈谷仁美さんが描き下ろしたイラストのデジタル原画などを展示しています。
【刈谷仁美さんのプロフィール】
2017年、専門学校在学中に短編アニメ『漫画から出てきちゃった話』を制作。同作品でインター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル観客賞3位を受賞。第6回新人アニメーター大賞受賞。東京アニメフェスティバル2019にて、アニメオブザイヤー部門個人賞受賞。今回、全編がアニメーションで制作されたタイトルバックの監督・原画・キャラクターデザインを手掛けた。また、週ごとに異なる番組台本の表紙イラストを描き下ろし、出演者の間で評判に。いまもっとも注目されている若手アニメーターのひとり。
2.「“朝ドラ”100」あの朝へタイムスリップ!
昭和36年放送の第1作「娘と私」以来、毎回15分の物語が日本の朝に元気を届けてきました。その時代が求めるテーマを描いてきた朝ドラは、庶民の価値観や生活の変遷を見つめられる貴重な財産でもあります。今回世相入り放送年表パネルも展示し、世代を超えて“日本の朝”を語り合い、共感しあえる場となっています。
歴代朝ドラの番組ビジュアルを一挙公開し、小道具、衣装、台本などを展示。現存するオープニング映像(一部)の中から90作品分も公開しています。
NHK連続テレビ小説「なつぞら」&「“朝ドラ”100」展
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/natsuzora.html
■期間:4月24日(水)から5月6日(月・休)
■入場時間:午前10時から午後7時30分
※最終日は5月6日(月・休)は午後5時30分まで(午後6時閉場)
■場所:横浜高島屋ギャラリー〈8階〉
■入場料:無料
■主催:NHK横浜放送局、NHKサービスセンター
お問い合わせ先:横浜高島屋045-311-5111(代表)