高校生の独創的な理科・科学論文の大賞が決定! -- 第17回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞結果発表

神奈川大学

12月7日(金)「第17回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞」の審査委員会が開催され、以下の通り受賞論文が決定した。 ●本理科・科学論文大賞は、高等学校の理科教育を支援する試みとして2002年に新設し、今年度で17回目となり、全国の高校から過去最多の153編(応募高校数79校)の論文応募があった。 ●2019年3月9日(土)には受賞論文の発表とともに「授賞式・講演会」を予定している。 ●一般読者にも読みやすいように再編集した受賞論文と、専門家からのメッセージを収録した受賞作品集『未来の科学者との対話17』を日刊工業新聞社より2019年5月出版予定である。  神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞は、1998年に創立70周年を記念して創設した「神奈川大学全国高校生俳句大賞」の理系編として、神奈川大学が高等学校の理科教育を支援するために2002年に新設した賞で、今回で17回目を迎えている。  また、2019年3月9日(土)には受賞論文の発表とともに「授賞式・講演会」を予定している。  なお、一般読者にも読みやすいように再編集した受賞論文と、専門家からのメッセージを収録した受賞作品集『未来の科学者との対話17』を日刊工業新聞社より2019年5月出版予定である。 【選考委員(敬称略)】 ■名誉委員長 長倉三郎 神奈川大学特別招聘教授・東京大学名誉教授 ■審査委員長 上村大輔 神奈川大学特別招聘教授・名古屋大学名誉教授 ■審査委員  紀 一誠 神奈川大学名誉教授  齊藤光實 神奈川大学名誉教授  庄司正弘 元神奈川大学教授・東京大学名誉教授  内藤周弌 神奈川大学名誉教授  松本正勝 神奈川大学名誉教授 【応募総数】 153編(高校数 79校) 過去最多 【大賞(1編)】 「サボテンの維管束は水を効率よく吸収するために工夫されている~サボテンのサバイバル術~」 神奈川県/横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 横屋 稜 【優秀賞(3編)】 「光度変化を利用した小惑星の解明~微弱な変化から、全体の形状を推定する~」 愛媛県/愛媛県立松山南高等学校 太陽系班 「シャウティングチキンはなぜ悲壮な叫び声を上げるのか」 群馬県/群馬県立藤岡中央高等学校 F.C.Lab 「都市の光が夜空に与える影響」 愛知県/名古屋市立向陽高等学校 国際科学科 光害グループ 【努力賞(14編)】 「潰瘍性大腸炎モデルマウスから観察したマヌカハニーの機能性~マヌカハニーと食物繊維は大腸炎を改善した~」 埼玉県/山村国際高等学校 生物部 新井 倭愛 「ヨウ素時計反応の誘導時間を左右するもう一つの要素~第2報~」 千葉県/千葉県立大原高等学校 澱粉三姉妹 「テニス審判員の参加動機と満足度に関する調査~活動頻度向上に関する提言~」 東京都/東京大学教育学部附属中等教育学校 発田 志音 「河川の研究における水路の作成~粗度係数測定と障害物による水流への影響~」 東京都/玉川学園高等部 二宮 瞳子 「麹菌の菌子の成長が抑制される要因」 神奈川県/横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 角田 望 「ビー玉スターリングエンジンの動作時間とディスプレーサの関係~ビー玉が5個の時長く動き続けるのはなぜか~」 石川県/金沢大学附属高等学校 北山 智沙子 「尿素による八面体食塩結晶の生成について」 京都府/京都府立洛北高等学校 笹田 翔太 「金コロイドを用いた、システインの定量」 兵庫県/仁川学院高等学校 川村 ヒカル 「広島花崗岩類中の暗色包有岩の形成過程」 広島県/広島大学附属高等学校 科学研究班 「回転するローラーに乗せた金属棒の運動」 愛媛県/愛媛県立西条高等学校 堀田とその仲間たち 「糖の分子構造と浸透現象の関係性」 愛媛県/愛媛県立松山南高等学校 SSH浸透班 「廃棄物中の炭酸カルシウムの再利用~水質浄化へ向けて~」 愛媛県/愛媛県立松山中央高等学校 化学部 「物理的観点による沖縄方言と標準語の母音の比較2~後世に残す沖縄方言~」 沖縄県/沖縄県立球陽高等学校 SS物理クラブ 「虫が嫌がる!?ベニボタル類の分泌液について」 沖縄県/沖縄県立球陽高等学校 ベニボタル班 【団体奨励賞(6校)】 群馬県/群馬県立藤岡中央高等学校 埼玉県/山村国際高等学校 神奈川県/横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 愛媛県/愛媛県立西条高等学校 愛媛県/愛媛県立松山南高等学校 沖縄県/沖縄県立球陽高等学校 【指導教諭賞】  大賞、優秀賞、努力賞の各入賞者を指導された教諭 【受賞作品集の出版】  『未来の科学者との対話17~第17回神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞受賞作品集』を2019年5月出版予定 【授賞式・講演会】  2019年3月9日(土)実施予定 ▼本件に関する問い合わせ先 広報部広報事業課 TEL:045-481-5661 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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